第3回パレスクラブ研究会 議事録


◎説明 1
 「パレススポーツセミナーの実施状況について」の説明に対する質疑応答

●委員

・ 新設のセミナー(エンジョイスポーツ、うんどうだいすき)の受講者の反応はどうであるか。

●富山県広域スポーツセンター

※エンジョイスポーツセミナー
・ いくつかの種目を選択できるというのは、受講される方にとっては魅力的に感じられている。
・ A、Bについては中高年層が多く、Cについては20歳代の若年層が多いが、受講者は、一つの種目を続けて技能の向上に努めるというよりも、いろんな種目をいろんな人と楽しみたいという思いで参加している人が多いと思う。
・ 展開している3種目から1つを選択してやるのだが、なかには、2つやりたいと希望される人もいる。
・ 3コースに振り分けて開催している太極拳、ソフトエアロビクス、青竹ビクスは好評である。

※うんどうだいすき
・ 3年生以上のところで参加者が少ない。
・ 子供達の実状としては、スポーツ少年団でバリバリやるのも大変だし、時間的に月曜日の放課後が唯一空いているとのことで参加している子がいた。今後も参加者が増えることに期待できる。

●委員(パレスうんどうだいすきセミナー指導者)

・ 今の段階では、1年生はまだ幼稚園の延長気分でやっているように見受けられる。
・ 指導者も初めての方が多いので、指導者も受講者もお互いに、雰囲気づくりに励んでいるところである。
・ 今は遊びの展開でいいが、今後将来的に専門につなげていく動きになると、今の等質のグループでは難しいように感じる。
・ 時には能力的のグループに分けていかなければならないのではないか。

●委員(パレス水泳ジュニアセミナー指導者)

・ 昨年までの小1〜小6だった基礎に中学生が加わったことで、小学生、中学生の違いということが懸念されたが、本人の希望でやっているので特に問題はなく、本人の泳力向上と、楽しんで泳ぐということにもつながるのでいいと思う。
・ 基礎(楽しく)から選手育成(目標)への移行方法を考えていかなければならない。
・ 時間的には、30分開始時刻を遅らせたことによって集まりが良くなり、全員そろって始めることができた。

●委員

・ 予想と違ったということで、辞めた例はあるのか。

●富山県広域スポーツセンター

・ エンジョイスポーツについては大体の説明をして、納得した上で入会されている。
・ 実際活動してみて、やる種目が定まらないという方はおられるが、辞めたという例は今のところない。
・ 広告を見て申し込みにこられた方に、どういう内容かを説明したところ、自分の解釈と違っており、その時点で白紙にするというケースはあった。
・ メニューについての統一見解をもって応対することが大切である。

●委員(パレス新体操ジュニアセミナー指導者)

・ 新体操に関しては、今のところこれといって問題はなく順調である
・ 初、中、上級は、それぞれ楽しみや健康増進にウエイトを置いている。(新しく入会する人もあらかじめ分かっている。)
・ 選手育成に関しても、専門的なレッスンが行われることは了承の上で参加されている。

●委員(西部体育センター)

・ エンジョイスポーツで同時に何種目も展開することによって、指導者の講師謝金の負担は大変なのではないか。

●富山県広域スポーツセンター

・ 外部指導者に依頼している種目は、3コースに振り分けており各一人ずつである、
・ 外部指導者以外は体育センターの職員で対応しているので、謝金の面での負担にはなっていない。
・ 今年は外部指導者と体育センター職員で対応しているが、次年度以降はこの体制を維持できるとは限らない。
・ 飛び込みは3名の申し込みがあったが、人数不足で今年度は開講を見送ることになった。
 (3名に関しては指導者を紹介し、フォローした。)
・ シンクロナイズドスイミングは11月の開講予定(国体終了後)なので、10月頃に各小学校に案内書を配布し、再募集をしていきたい。


◎説明 2
 「パレススポーツクラブの構想について」

・ パレススポーツセミナーをクラブ化し、クラブとして一つの大きな母体として活動できないかと考えている。
・ 財政基盤は国体終了後、競技力強化に関しての費用が相当縮小されることが予想されるので、セミナーの種目に関しても、存続が大変になってくると考えられる。
・ 全国で国体が終わった後の競技力強化に関する費用というのは国体まではなんとか維持をしているが、三分の一以下、ひどいところは十分の一に減額されている。
・ 少なくなった予算を取り合うということで、競技に関しては存続が難しくなっている。
・ 当県にも予測されることから、クラブを立ち上げることによって、財政基盤というものを確保する必要性がある。
・ 受益者負担の考え方で、参加している方からある程度の金額をいただき、その財政基盤を基に競技力強化のほうにも当てていけばいいのではないか。
・ 高体連は競技力の維持ということで、高体連のなかで研究部会が今年度から発足しており、中学校のほうでも同じような動きがあるようだ。


◎全体協議

●委員

・ 提案された構想は、自分の考えていた総合型のクラブと少し相違点がある。
・ クラブはあくまでも自主的、自発的な活動である。
・ セミナーは教室であり、主催者があって、受講料をもらって指導するというものである。既成のフランチャイズのやっているクラブは、入りたければどうぞというもの。セミナーを運営してくれるなら引き受けてもいいというようなものである。この提案はどちらなのか見えない。
・ できあがったクラブが、新しい人達に受講料をとってセミナーをやっていくという形であれば、総合型のクラブとして経営(金儲け)するということになる。
・ あくまでも母体は自主的、自発的にやっているスポーツクラブになるが、その存在がこのモデルのなかに見当たらない。
・ 運営の主体、経営者がよく分からない。
・ 他に経営者グループがいるように思えるが、その経営者というのが見えない。
・ 既成のフランチャイズで集まって総合型クラブを作って、そのセミナーをやる人達の代表が集まった経営母体があって、謝金や使用料などはその経営母体が払ってくれる。そうすることによってここをフランチャイズにして、しかもスポーツクラブに加盟していることによって何かしらのメリットがある。(新しいメンバーが増える、指導に伴う謝金も入る、活動の場所も確保する)だから会費も払おうということになる。
・ 総合型クラブに入ることによって、どんなメリットがあるのかということをまず提示しなければいけないのではないか。

●富山大学教育学部教授 北村

・ 運営経費をどうするのか、経営母体をどこにもってくるのかよく分からない。
・ センターの事務局が運営してもいいのであろうか。
・ 会費は掲示されているが、運営費、活動内容がよく分からない。
・ 結局は今と同じ形になってしまうのではないか。
・ 経費としての経営をするなら、基盤をしっかりしないといけないのではないか。
・ 学校教育でやっていない種目もやっており、どうやってこちらへ引っ張ってくるのか。
・ 受講料を払って参加する人達にとって、納得させるような経営をしなければならない。

●富山県広域スポーツセンター

・ 事務局はあくまで、各クラブが拠点施設で総合型として立ち上がるための支援をする立場である。
・ 最終的にクラブが自主的に立ち上がるというのは最大の理想である。
・ 体育センターの主旨、県の意向、クラブ側の意見を合わせながら協議し、拠点施設として使っていただき、将来、自主運営ができるようになってくれればベストである。
・ 財政基盤については、次回シミュレーションをしたい。(採算がとれるにはどの程度人を集めなければならないのか、プログラム内容の見直しも含めて)
・ 競技スポーツはどうしても少数精鋭になってしまい、少ない人数に対して膨大な費用がかかってしまう。クラブとして安定化させるためには、底辺の部分がある程度広いほうが良い。
・ 理解してもらえるかという部分はあるが、自分のクラブの選手だという思い込みをする方であれば費用を出してもらえるだろうし、逆に費用に対して自分自身に対するメリットがあれば、会費を集めることができる。
・ 現在体育センターに関わっている種目の指導者側から、経営をするためにはどうしたらいいのかということについて、意見を出していただきたい。

●委員

・ 順序が違うように感じる。競技力を支えるために底辺(クラブ)を作るというのではなく、クラブにして結果的に競技力がアップしたということが大切なのではないか。
・ 自分達のクラブを立ち上げる時には、補助的な器づくりが大事ではないか。
・ 財団が経営、管理しているような気がしてならない。
・ 直営している人達が経営に加わっていくような形が見えない。
・ 財政基盤よりも各フランチャイズが大事ではないか。(金が始めにありきというのはどうだろうか。)
・ 大阪府のなみはやドームでは、広域型の総合型スポーツクラブを立ち上げ、協会費を持ち込むことによって良い選手が集まり、あこがれを持った子どもたちも集まってきた。経営的にはある程度成功していると聞いている。(館長 橋爪先生のお話より)

●委員(西部体育センター)

・ 受講者がたくさんくればくるほど何かしらのメリットがあって、来ている価値がでてくるのだろうか。
・ フランチャイズのクラブは楽しみたい、場所が欲しいというクラブであり、施設の利用料を払ってまでやろうという人はあまりないのではないか。
・ 無料で利用できる施設もあるので、施設利用料がかかってもそれに見合うだけのメリットがなければ集まらないのではないか。

●富山県広域スポーツセンター

・ 先日、西部体育センターの新体操スポーツクラブがテレビで放映されていたが、実状はどうであるのか伺いたい。

●委員(西部体育センター)

・ もともとB&G体育館で地区の子供を対象にした教室であった。
・ 西部体育センターで活動したいということになり、マット等を購入していただいた。
・ 昨年は3歳から小3までを定員20人で募集したところ、1時間で定員に達した。
・ 今年度は大幅に枠を広げ、定員90人で募集。現在82名の受講生が集まり、週2回に分けて活動している。
・ 運営については西部体育センターから講師謝金を払っている。

●富山大学教育学部教授 北村

・ クラブそれぞれが会費、使用料を払いながら運営されている中で、総合した形にする場合にはもっと工夫が必要である。

●富山県広域スポーツセンター

・ クラブの定義 → 自分達で運営していくということである。地域に貢献しているわけだから、まさに地域に根ざしたスポーツクラブである。
・ 実状と我々が思っている定義はクラブ化と言いながら、少しずれているような気がする。
・ フランチャイズは自分達で会費を集め、施設利用料も払い、指導者も養成しており、(自主的、自発的)まさにクラブである。
・ セミナーのなかでRGという新体操のクラブもある。

●委員(パレス新体操ジュニアセミナー指導者)

・ パレスRGは独立採算である。(営利目的ではない。)
・ このセミナーが立ち上がった時に、富山県で10数年後に国体があるということで、国体選手を育てるために子供を育成するので指導して欲しいという要請があった。
・ 強い選手を育てるためにやってきたが、セミナーというシステムのなかでは、選手育成はサポートしきれないので(金銭面、練習回数、時間的にも)、この不足を補うためにパレスRGのクラブを立ち上げた。
・ 選手育成の対象にならない子も全員クラブに入ってもらい、選手になる子のバックアップという了承の元にやっている。(セミナーでは無理だが、クラブではできる。)
・ 一年間にかかる全ての費用を計算して、練習回数や時間によって全部カット割している。
・ 毎年の総会で予算や決算を開示し、事業内容も公表し、費用の必要性を理解してもらっている。
・ 経営者は存在せず(責任者はいるが、営利目的ではないので経営者ではない)、組織は競技部(コーチ、選手)、総務部(父母会)で構成されている。
・ 総合型クラブになった時に、セミナーとしてどう関わるか、単独のクラブとしてどう関わるか、まったく分からず白紙の状態である。

●委員

・ パレスバレーに関わっている者として、総合型のパレスクラブがこうであったら自分のサークルもぜひ参加したいというイメージは、
1)指導者の派遣要請が、パレスクラブから登録されているサークルに優先的にされ、派遣指導者に謝金が支払われる。
2)大会へは交通費は自己負担で行っているので、クラブから代表として全国大会等に行くことになれば派遣補助してもらう。
3) 必要な経費や事務的な作業の肩代わりをクラブが行ってくれる。
・ このあたりのメリットがあれば大賛成である。
・ 今の段階の話では、フランチャイズがあるから少し考えてみるかという程度のように感じる。

●委員(シンクロナイズドスイミング指導者)

・ 富山スイミングクラブ(市民プールが母体)は水泳教室が財政基盤となっている。
・ 今のところ水泳教室の収入で交通費を払ったり、専任コーチの給料を出している。
・ 選手コースに関しては、全国でも非常に安い最低賃金だと思っている。
・ 使用料に関しては一般市民と同じ条件である。
・ 年間のプール使用料が25,200円(年間券)。毎日くるとだいたい60回2ヶ月毎日くれば元を取ることになる。
・ スイミングクラブもやっているが、選手に関しては年間券を購入している。受講料は毎日やっていて5,000円である。
・ 遠征に行く場合の補助金は出るが、基盤である水泳教室の中から大部分を出している。(クラブから出る補助金は限られている)指導者に関しては引率費という形で通常どおりの交通費、宿泊費、日当、最低賃金しか出ない。
・ シンクロは県内ここしかやっていないということで、県からは国体までの補助として強化費が出ている。
・ シンクロはエリアがないとできないスポーツ(独特の競技であり、泳げることや深さがあることや幅があること)なので、パレスで広めてもらえるということは、非常にメリットであると感じる。
・ エリア拡大としても底辺を広げて、普及という意味ではメリットになる。
・ 全国大会は4年生以上でないと出れないので、それまでの基礎づくりとなるのではないか。
・ 以前はパレスRGと同じように、費用のかかる大会には父兄会で持ち寄っていた。
・ 行く選手が少なければ少ないほど各自の負担が大きく、不可能である。
・ シンクロについてはダンスもやっており、会費はクラブからではなく、父兄会でまかない、回数に応じた報償費を払っている。

●委員

・ クラブの中でまず、指導者と選手の区別についてきちんと整理しないといけない。
・ 受講料をもらってやるセミナーと違い、クラブ員として活動するのであれば、指導者も選手も同等ではないか。
・ 財政的な振り分けを考えなければならないのではないか。
・ 金銭的にもバックアップ的な支援をするというふうになればいいのではないか。

●委員(パレス新体操ジュニアセミナー指導者)

・ (前の意見に対して)大人がやりたくて集まって自分達の力で運営していくというフランチャイズ側の考え方を代表している意見だと思う。
・ 大人が自分達で運営していくことと、指導者がいないと右も左も分からない真っ白の状態の子供とでは違うと思う。
・ 子供達は指導者がつかないといけないのに、お金が動くという発想はどうかと思う。

●委員

・ クラブ会費をもらって指導者の謝金をも払っているグループはクラブと呼べるのか。
・ 同じクラブとして不公平なのではないか。

●委員(パレス新体操ジュニアセミナー指導者)

・ 一般的に新体操のクラブは、指導者が自分達で立ち上げて会費を集めて能力を提供(ギブとテイク)するものをクラブという。

●富山県広域スポーツセンター

・ パレスバレーは、一般論からするとインリーダーのクラブであり、ボランティア意識・仲間意識の強いリーダーに支えられている。パレスRGはアウトリーダーのクラブであり、指導者に謝金を払って指導の責任を持ってもらっている。いずれの形態もクラブとして存在している。

●委員

・ アウトリーダーに謝金を払うのはいいと思うが、クラブ会費を取りながら見返りとして謝金がでてくるのは解せない。同じクラブ会員なのに。

●富山県広域スポーツセンター

・ そういう意味では、それぞれのクラブには特徴もあるし、特性もある。

●委員

・ それをどうやって重ねていくか、方法を知りたい。いろいろある中で、まとめてどうやって総合型のクラブにつなげていくか。

●司会者

・ 運営組織や財政的なことについては、次回協議したい。

●委員(国際健康プラザ)

・ パレスクラブが最終的に目指しているものがよく分からない。
・ 主旨としてスポーツ愛好家が参加できるクラブと言いながら、その中からチャンピオンスポーツを目指すことを隠れ蓑にして考えているようにも思える。
・ スポーツ愛好家が自由に参加できるクラブをベースにしていくのか、クラブが独立採算を目指しているのか、または、補助金があって有効に使うための手段を考えていくのか、よく分からない。
・ 民間のスポーツクラブと競合して、ここを魅力あるものにしていくのか、本当に競合するのか。公的な施設でないとできないところを中心に進めていくのか、あいまいである。

●委員(西部体育センター)

・ スポーツ愛好家が集まって、自主的・自発的な活動をすることが本来のクラブの姿だと思うし、講師謝金を払ってやっているのがセミナーだと思う。

●委員(総合運動公園)

・ 広域スポーツセンターの事業ということなので、もっと広い意味で、市町村ではできない活動を県が中心になってやっていけばどうか。
・ 活動場所の無料提供や、活動費、出張費、派遣費も広く援助していけば「広域」の意味あいにもなるのではないか。

●委員(総合体育センタートレーニング室)

・ スポーツは本来一人でできるものである。
・ 陸上は多種目なので、膨大な費用がかかってしまう。
・ もっとしっかり案を出さないと、どうしてもお金の話になってしまうので、少し寂しい感じがする。
・ 指導して欲しい場合は、何も総合型クラブに入らなくてもできるのではないか。
・ 基礎的なものから段階的にやっていく種目もあるし、陸上に関しては素質のある者の父兄が指導者を探すことが多い。種目によって特質が違うので、いろんな種目を全部ひっくるめて考えてはいけないのではないか。

●委員(総合体育センタープール棟)

・ パレスクラブの構想について、自分の思い描いていたイメージと若干違っていたことを感じた。
・ 拠点施設があり、その中でいろんなスポーツができ、トップを目指す人や楽しみたいという人がいるのが理想であると思う。
・ 既存のクラブがたくさんあるが、それぞれのクラブの持つ特徴、特性が統合していく上でぼやけて見えない状態である。
・ 財政的なものは後からついてくるものだと思う。クラブが何を目指すのか、何を目的にやっていくのかというものが見えてこないと、おもしろくないのではないか。
・ 例えば、うんどうだいすきのなかでいろんな種目の見学があるが、このままでは次に生かされないのではないか。クラブ同士のつながりがないところにうんどうだいすきをもっていっても、どうかという気がする。
・ パレスの出身であるオリンピック選手の荒瀬君は、子供たちにとって目標にはなるが、クラブの人というよりも水泳の人というイメージしかもたれないのではないか。たまたまパレスでやっていたというだけになるのではないか。
・ 自分達のクラブから出た人がオリンピックに出たと思えるような、クラブの全体意識や活動が必要である。

●富山県広域スポーツセンター

・ 自分も当初、描いていたものとは違ってきていることを感じる。
・ 立ち上げの段階では理想どおりにいくはずがなく、修正しながらいくものである。
・ 事務局側として今回の構想が目標になっているわけではない。
・ いろんな異質のものを抱き込んで一つの事業としてやっていき、立ち上げるためにはどういう方法が一番いいかということを、議論するのであって、過程であるというふうに捉えて欲しい。
・ うんどうだいすきは来年度も多くなると思うが、今度は単に一つの種目を体験するだけでなくもっと盛り込んで、進みたい種目がある子に対しては専門の指導者を呼んで、うんどうだいすきの中で体操を中心にやったり、水泳を中心にやったりするグループがあってもいいのではないかと考えている。
・ それぞれの単一種目の中で基礎から選手育成までというところもあるが、総合型のクラブの中に、子供達を対象とした専門性を持たせるような基礎も考えてもいいのではないか。
・ 理想は目指さなければならないが、まっすぐ理想どおりにいくということはないので、いろんな無駄や矛盾も抱き込んでいかなければならないと思う。

●富山大学教育学部教授 北村

・ どういう形がいいかということに対して、メリットがあったほうがやりやすいのではないかということであるが、我々のクラブから育っていった人だから種目が違っても応援しにいこうというようなクラブになればいいと思う。それがおそらくベースになるような気がするので、どこかで意識改革をする必要がある。
・ ある程度小さい頃からいろいろな種目をやっていくことで、必要な資質(シンクロの場合には新体操、水泳の資質が必要。パレスではこれが一施設に集まっている。)が身につき、将来のカギを握ることになるのではないか。


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