第4回パレスクラブ研究会 
(第1回パレススポーツクラブ設立準備委員会)議事録


◎説明1  「平成12年度パレススポーツセミナーの実施状況について」

●富山県広域スポーツセンター
・ 今年度11月よりシンクロナイズドスイミングセミナーがスタート。
・ 定員30名のところ応募は23名。この後、泳力テストで13名が合格し、セミナーを受けている。
・ これまで2回のセミナーがあり、楽しんで受講しているのが見受けられる。
・ 春に再び新年度生の募集を予定している。そのなかで受講生の拡充を図りたい。

●委員
・ 不合格者10名に対しては、どんなフォローをしたのか。

●富山県広域スポーツセンター
・ 残念ながら、パレススイミングクラブのほうにも基準的には無理だったので、別のスイミングスクールの受講を勧め、再度シンクロのセミナーへの参加を促した。本人、親御さんには納得していただけた。

●委員
・ 応募してきた子供達はやりたくてきたのだから、然るべきところでトレーニングを積んで再度チャレンジしてもらうといった、事務局のフォローがあったのなら次につながると思う。


◎全体協議

●委員

・ 体育センター独自のということについて、市町村のモデルになり得る事業になるのか。
・ 構想の中で自主運営化への準備とあるが、施設利用の効率化・安定化を前提とした財団の事業と位置付けることになるのではないか。だとするとそれがクラブと言えるのだろうか。
・ どのような観点でこの構想がでてきているのか。

●富山県広域スポーツセンター
・ たたき台の案なので、構想の背景を述べるよりも、クラブを作り上げるうえでのより良い案をいただきたい。
・ 市町村のモデルになり得る事業ということについては、育成のプロセスを市町村に示すことができる。例えば国体を機に整備された体育館は、それぞれの地域で競技力の拠点にしたいと考えているところもあり、モデルになり得ることができる。
・ 自主運営をどこまで任せていけるのか、いつまでも財団がこのクラブの運営をやっていくのか、運営主体をどこに置いていくのか等について、意見をいただきたい。

●委員
・ 会計業務との兼ね合いが大きいと思う。支払いは誰が、どのような形で県及び財団にするのか。
・ 財団の事業のなかで施設使用料も支払われているとすれば、それをクラブに移行させる形でのクラブの経営となる。
・ 市町村に対しては一つのモデルパターンとして、市町村で抱えている体育館、体育センターは同じような形がいいということを示せばいい。
・ 経過・結果の姿も含めてモデルとして提供することの意味があるなら、我々にとって構想を整理してクラブの立ち上げを考えることは重要なことである。

●富山県広域スポーツセンター
・ 富山県の場合は取りかかりを行政のほうで行ない、クラブの運営に移行していくところが多い。

●委員
・ 財団の事務局としての話し合いの中で確認事項ということなら理解できるが、スポーツクラブというものが、あくまでもクラブ関係者が自主運営するという認識、または欧米型のスタイルが大前提だと考えていたら困惑してしまう。
・ うまく立ち上がっていくためにはどんな形がいいかということを考えたい、というふうに進行しないと話が前に進まない。

●委員(総合体育センター)
・ 将来的には自主運営を目指したい。
・ 財団としてはスポーツクラブマネジャー的な人材を育成しながら、独立した自主運営のできるスタイルを目指したいのが本音である。
・ 今の段階ではいろんな問題があり、ある程度財団が黒子になりながら今は行政主導型、事務局主導型で行かざるを得ない。
 ・ 3年間の広域スポーツセンター育成モデル事業が、終わったらどうなるのかが我々も心配しているところである。このパレススポーツクラブのみならず、各市町村の育成、支援も含めて検討している。
・ 来年国の補助が終わるので、何とか今年中に国の補助を使いながら、ある程度の形を作って基盤を固めていきたい。
・ 県の動きとしては、広域スポーツセンターのありかたについて理解を示しているので、おそらく再来年からは、県単で引き続き進めていく事業になると思う。

●委員
・ とりあえず財団事業としてクラブを立ち上げ、将来的に受け皿となるべきNPO法人等が設置できるようになれば、そこへ移行することも考えるということでいいのか。
・ 富山市の他の施設においてクラブの立ち上げを考えているが、いつも壁にぶち当たるのは施設管理側の考え方である。クラブを作ってフランチャイズも活用して、ということになるとすごく抵抗があるようである。
・ モデルということにこだわるのは、そういった他の施設にここのスタイルを提示することによって、スムースに理解と協力を得られるのではないか、といった思いがあるからである。これは一つの方向性が示される大事なところだと思う。

●富山県教育委員会体育課
・ 将来的には西井次長が言われたとおりである。総合型地域スポーツクラブは21世紀のスポーツ振興の大きな柱と考えており、全県展開として打ち出す予定にしている。そのためには広域スポーツセンターが、総合型地域スポーツクラブの立ち上げに向けて取り組んでいるところに、育成の支援をすることが重要になってくる。
・ 楽しみだけのクラブ、健康づくりや仲間づくりだけのクラブではなくて、県の中核施設ということから、競技力向上の部分も重要になってくると思う。
・ 総合体育センターのモデルクラブについては競技力向上、特に指導者同士の交流や派遣も含めて考えていきたい。
・ 自主運営が理想的だが、施設管理側のこともあるので、ここをモデルにしたような形で普及していきたい。

●委員(国際健康プラザ)
・ クラブに属さなくても、利用したいだけでクラブ会員になってもいいのか。
・ 今までの話の流れは、いろいろなクラブを一つのクラブにしていこうということだったと思う。今回の案では一般利用の人たちが利用しやすい制度、活動しているクラブの人たちも取り入れるといった内容で、今までとは話が違うような感じがする。

●富山県広域スポーツセンター
・ フランチャイズから月会費をいただくことによって団体登録をすれば、フランチャイズの活動はもちろん、それ以外のセミナーやフリー利用も可能になる。
・ 協議した中で、フランチャイズは自分たちの活動が主であり、よほどのメリットがないとなびかないのではないかという意見もある。
・ 単なる事務局の案であるので、いろんな案を伺いたい。

●富山大学教育学部教授 北村
・ 資料の書き方だと思う。資料では一般会員が一番上にあるからそう見えるが、実際にはスポーツクラブを立ち上げたいということなので、児童・生徒が上にあって、次につながる大人の団体があって、一般の人、それ以外の人というふうに書けばいいと思う。
・ 立ち上げて運営していく基盤を、最初は財団が責任持って行う必要がある。立ち上げるときは財団、要するにハードを管理しているところが、しっかりと運営しなくてはならない。立ち上げた後、どういう形で運営を移行していくかということも重要である。
・ ハードに対して各クラブ・セミナーから、いろんな要望が出てくると思う。立ち上げた後も受け皿としての核がないと、それぞれの単独の活動ということになってしまうので、協議する場を持つことが大切である。
・ 最初は管理施設側が核となることが大事である。集まってくる金銭の処理については、次の問題のような気がする。

●委員
・ 基本となるところのバックボーンは財団で、将来的には理想の姿(自主運営)に移行するが、まずはこのスタイルでやっていこうといった前提で話を進行するべきではないか。中身の盛り込みについては次の段階であると思う。

●富山県広域スポーツセンター
・ 財団が中心となって運営していくという前提で話を進めたい。

●委員
・ 金銭的な問題が出てくるときには、予算の情報公開が必要である。メリットがはっきりしないと、お金を払う側は不安である。
・ 個人登録制についてパレスバレーボールクラブでは、そのときによって都合で参加できない者がいるので、フランチャイズは団体登録という形をとりたい。団体会員費のなかで毎回の使用料は事務局が支払うとか、自動的に活動場所が確保できるとか、クラブチームは財源がないので活動促進費として全国大会への補助をするなどのメリットがあって欲しい。
・ 持っている人材を広めたいという気持ちがある。今は小学生、中学生がきているが、もう一つ広げて、クラブでジュニアサークルを募集してもらい、指導をそのメンバーがするという形になっていけば次につながる。
・ これらがメリットであるというなら、見合った会費を払う気持ちになる。最初に金がありきなので、何かメリットがあると言われても、我々は即座に納得することはできない。

●委員(パレス新体操ジュニアセミナー指導者)
・ セミナーは週3回行なっているが、実際に競技力向上という意味では回数的には不足している。
・ 不足している面を補うために独自にクラブ(パレスRG)を立ち上げ、別途会費を徴収し、自主運営という形で足りない部分を自分たちで活動することによってカバーしている。
・ このクラブはセミナーでの不足があるからやっているクラブで、言い換えればセミナーで足りない部分がなければ必要ではないクラブである。
・ セミナーだからクラブがあるのに、一つのパレススポーツクラブの中にまたパレスRGのクラブがあるのは、システム的に矛盾がでてくるような気がする。
・ 矛盾はあるが、パレススポーツクラブになることによってメリットが出てくるのであれば、大歓迎である。しかし何も変わらない気がするし、メリットがはっきりと見えない。
・ 全国大会への交通費は体育センターからの補助と、足りない部分はクラブの財源から支出している。大きなパレススポーツクラブになることで、金銭的な補助があるなどの具体的なメリットがあって欲しい。
・ 施設全体が民間のスポーツクラブのように、ただクラブという呼び名に変わるだけのように思える。クラブというのは、その競技をしたいという人たちの集合体のことを言い、施設のことではない。
・ 今入っている人やこれから入る人に対して、この施設だけというメリットを示すことが大切である。

●委員(西部体育センター)
・ スポーツ教室が前面的に出てくるのは分かるのだが、既存のフランチャイズも大切である。
・ 技術的にもレベルの高いフランチャイズの人たちに指導料を支払い、子供向けのセミナーの指導をしてもらう。メリットが見えないと言うのなら、指導の見返りとして報酬を払う形が自然なのではないか。
・ 子供たちの枝分かれは、上のフランチャイズが技術的にもしっかりしていることによって、子供達も惹かれつながっていくような気がする。
・ 遠征に行きたいから遠征費がほしいという考えはどんなものか。教室で得たお金は子供達に還元すべきなのではないか。通常10人に1人の指導者がつくところ、マンツーマンで指導が受けられるのであれば、子供自身にとっても教室に払うお金が安く感じるかもしれない。
・ たくさんの人を巻き込んで自主運営できる形になるのは理想的であるが、競技力向上をねらうとなると難しいようにも思う。

●委員
・ トップ、フランチャイズがしっかりしているケースでは、なみはやドーム(大阪府)で、オリンピックに出場したスイミングクラブを取り入れている。シンクロのチームがなみはやでフランチャイズになって、その指導者がジュニア対象の教室をしている。たくさんの人が来ているという話を伺っている。
・ クラブそのものがトップを目指していて、ジュニアが指導を受けに来るというスタイルのほうが、集まってくるという姿が一目で分かるし、クラブとしての縦と横のつながりも広がっていくと思う。
・ 大きな枠の中で収入があり、それを十分に生かすことによって、クラブの活動が円滑にいくというのが、理想的な感じがする。
・ 体育センター独自のものと言うなら、先が見えることは大事なので、上を整理して欲しい。下から積み上げて、どこへいくのか分からないのでは困る。

●富山県広域スポーツセンター
・ フランチャイズのなかで軽スポーツだけの活動をしているところは、指導に関われるかどうかの問題もある。

●委員(パレスうんどうだいすきセミナー指導者)
・ ニュースポーツの団体は、メリットがないような気がする。審判の資格がなくても試合に参加している人も多い。
・ 例えばいくつもあるビーチボールサークル同士の交流が全くないので、横のつながりを広げるためにも交流会があってもいいと思う。 ・ 今年内容が大幅に変わったうんどうだいすきセミナーについては、見出しにもあった課外活動(キャンプ等)に惹かれて入会したのに、結局実施できなかったことで残念に感じている子供もいる。
・ 特に昨年から継続している子供からは、事務局側の都合のいいようにあちこちに活動場所を変更させられているのでは、といった意見も聞く。
・ 過去の例だが、次につなげるということで子供は体操をしたかったのだが、担当の指導者が受け入れを拒否して、納得がいかなかったことがあった。結局子供の夢を潰してしまったわけで、スポーツを通して子供達の将来を担うのであれば、次のステップへの受け入れをしっかりとしてほしい。

●委員
・ うんどうだいすきを立ち上げたときは、子供達にいろんな種目を体験してもらって、才能を見つけて次につなげるための教室だったと思うが、今はないのか。

●委員(パレスうんどうだいすきセミナー指導者)
・ かつては次につなげていたが、はっきりと受け入れを断られたところがあったので、継続してきた中で非常に残念に感じた。相互の誤解もあったのかもしれない。

●委員
・ うんどうだいすきのセミナーは、ここでの目的意識があってしていたことである。
・ わんぱくスポーツセミナーという新規のものとの兼ね合いはどうなるのか。
・ クラブとして活動していく中の一つであれば、参加者に理解してもらえるよう次につなげていくルートを明確にするべきなのではないか。

●委員(総合体育センター)
・ 考え方としては全然変わってはいない。ラインをつなげるということが大前提である。
・ 事務局側の連絡不足で指導者に迷惑をかけたのだと思う。今年度は大人数だったので、プロパーなど人員は整備したが、準備不足で迷惑をかけてしまった。

●富山大学教育学部教授 北村
・ パレススポーツクラブといった大きな組織になったら、いろんな要望や疑問を投げかけられる場所、協議してもらえる場所ができてくる気がする。
・ 今の状況は、それぞれが施設の一部を使っているだけで、協議しあう場もないといったところが問題であると思う。

●委員(総合体育センター)
・ 以前は指導者間の連携はスムースだったが、多種多様なフランチャイズ、セミナーを幅広くしたことによって、いろんな問題が生じてきたように思う。
・ 広い意味での集まりという考え方で、縦と横の関係をまとめていく必要がある。
・ 良いところもあったらそこを伸ばすという意見や、フランチャイズの利用者側の立場にたった意見もいただきたい。

●委員
・ 問題点の指摘だけではなくて、パレススポーツクラブが立ち上がったら解消すべき点があるということを言いたい。
・ 財団の事業で運営していくのであれば、財団の都合で運営されることになっては困る。
・ ここをフランチャイズにしているクラブや指導者が、自分たちの問題として意見交換して解決するといった、話し合いのできる場(運営委員会等)が位置付けられることをぜひお願いしたい。事務局へ文句だけを言うという運営は、決して将来的に自主運営にはつながらない。

●委員(国際健康プラザ)
・ 財団運営と自主運営の違いがよく分からない。ペイできるということを目指すということなのか。財団運営というものは県及び国からの受託で運営をしているが、最終的にはクラブがペイできるクラブ運営を目指すということなのか。

●富山県広域スポーツセンター
・ クラブが専属の事務局を持ち、県からの補助や会費収入があって、使用料も払ってペイできるというのが自主運営である。
・ 財団のほうでメニューを考えて提示するのではなくて、自分たちのクラブの中身をゼロから自分たちで考えることも、企画面での自主運営である。

●富山大学教育学部教授 北村
・ 資料の中にある「これまでのパレスセミナーのメリット」が、要するにクラブ独自でできそうなことだと思うので、これを目指していけばいい。
・ 上に目標があって下から積み上げていくようなことが母体となると思う。

●委員(総合体育センター)
・ 総合型地域スポーツクラブは、安上がりにするためのものではない。
・ スポーツ振興においてはスポーツを楽しむだけではなく、競技力向上、健康づくり、青少年の健全育成があるので、自分たちが出したお金で運営するイコール自主運営ではない。
・ 補助をもらうから自主運営ではないということはない。自分らの出すものだけで立ち上げるということではなくて、補助はあって当然だと思う。それでも自主運営と言える。逆にもらわないと実際にできない。
・ スポーツ振興財団のときは財団の基金と、自動販売機などのいろんな手数料の中から奨励費や激励費をだしていた。
・ メリットは金銭的に図ると分かりやすいが、それだけではない。

●委員
・ 自分たちの出したお金を戻すだけではなくて、その活動に社会的な意味があるなどのいろんな形で、逆に行政、その他がお金をつけてくる場合もある。
・ なみはやドームでは体育協会の協会費をそっくりもらって、大阪府のトップチームを定期的にフランチャイズで入れている。なみはやクラブという、立ち上がっているクラブに収入としてあげている。お金を出せば公益的に使ってもらえるという信頼感がある。 ・ 収入源や収入があるクラブ、信頼あるクラブと認めてもらえることが法人化のメリットの一つだが、金をとれるクラブ運営が大事な課題である。
・ 財団の事業、文部省、県の補助で動いているというのは、本来の形ならそれでいいと思うが、モデルであるならば、自主運営ができる経営の仕方ということも提示できるようなクラブづくりを目指さなくてはならない。

●委員(総合体育センター)
・ 体育センターで立ち上げようとしているクラブを総合型地域スポーツクラブのモデルとして位置付けることによって、サッカーくじの配分の対象にもなると思う。ただし位置付けることは、今日言って明日できるものではないので、配分を受けられるようなクラブを目指して育成していくことが必要である。

●委員(総合運動公園)
・ 月会費プラス500円出すことによってフリーになるということは、共通理解が得られるのか。
・ 新規のわんぱくスポーツセミナーでの屋内グラウンド活動の指導者についてはどうするのか。

●富山県広域スポーツセンター
・ 指導者は協会のほうに依頼することを考えている。
・ 将来的にやりたい種目のある子供の、次につなげる受け皿については、来年実際に活動が始まってから考えていきたい。

●委員(総合運動公園)
・ 提案されているジュニア向けのサッカー、ラグビー、野球については協会に依頼すれば可能である。

●委員(総合体育センター)
・ まだ表沙汰ではなく、予定の段階である。財団としての考え方の中に、少しアウトドアスポーツも取り入れていきたいという意見がある。これからニーズ、情報を収集しながら煮詰めていきたい。
・ それぞれの月会費やプラス500円というのも、今の段階では特に根拠のあるものではなく、例えばという金額である。

●委員(総合体育センタートレーニング室)
・ トレーニング室としては、パレススポーツクラブが立ち上がったときには、トレーニング方法、ケガの予防に関する指導、栄養指導等を行なっていきたいと考えている。
・ トレーニング方法は最初に指導し、あとはフリーで利用してもらう。ケガの予防に関する指導としては、主にケガの多いビーチボールをする人たちにテーピング等の指導をしていきたい。
・ セミナーについては、うんどうだいすきから次につなげることができなかった問題を考えるべきであると思う。

●委員(総合体育センタープール棟)
・ パレススポーツクラブの立ち上げを一つの町内会という発想で見るなら、引越ししてきた人がこの会に入ろうとする時に、活動内容、メリット、会費(どんなふうに使われているかということも含めて)が明示できるようなら特に問題はないと思う。
・ 前からいた人が幅をきかすところもあれば、児童クラブや上につながる壮年クラブの関係が、そのままパレススポーツクラブの中身としても当てはまってくると思う。
・ 一般の人や分からない人に対して、広告を見てすぐ分かるようにしなければならない。もっと打ち出しを明確にするべきである。

●委員(総合体育センター)
・ 最近、市町村合併シンポジウムがあったが、昔小さい単位でやっていて、いろんな大きなところと合併して良かったと思っているところもあれば、大変不満を感じているところもたくさんあると思う。
・ 仮にアメリカ合衆国にしても先住民がいて、新しい人たち、そして次に多国籍の人がたくさん入ってきた。それが一つになって、今の大アメリカ合衆国を作り上げた。体協にしても単独で活動していたいろんな競技団体を、まとめて一つに納めて成り立っている。
・ それぞれの地方や施設で活動しているクラブの人たちの90%は、今の段階では総合型地域スポーツクラブが何か分かっていないし、どちらかというと面倒くさいとかこのままでいいなどの理由で、クラブ化して欲しいとは思っていないと思う。
・ 来年度からクラブをスタートさせなくてはならない今の段階では、90%施設側、事務局側リードの立ち上げで仕方がないのではないか。
・ いろんな比較の中で徐々に良さが分かり、単独同士の種目もお互いに尊重してくるようになるはずである。しかも施設が公益的に使われる。
・ 市町村の合併とは違うので、不満を感じるところも一律に無理に引っ張ってくることはできない。どうしても入れないところは外さなければならないし、個人であればあくまで自主的に入りたいと思う人が入るだけのことである。
・ 会費については例えば村だったら、かつては万雑割と言って、かかったものをやがて皆納得した形で割るというあいまいなものだったが、今は大体予想をたてて、年会費等を徴収するようなものに変わってきている。
・ 今の段階では会費5,000円というのは、特に根拠のあるものではない。どのくらいの人数が入ってきてどんな活動になるか分からない中では、なかなか予算を立てることは困難である。ある程度の人数が参加してくるぐらいの活動がなされるという段階で始めて、会費の必要性の基準ができてくるのではないか。

●委員(西部体育センター)
・ 3月にクラブマネージャー先進地視察で伺った福岡の体育館では、空き状況がすぐ分かるような表示があった。将来的に、会員以外の一般の人への情報を提示するべきである。そうでないと、利用しにくいのではないか。
・ パレスバレーのように指導者が集まって活動しているところもあれば、ビーチボールが好きで楽しんで活動しているところもある。パレスバレーのようなところはある程度底辺を集めれば、すぐに総合型としてでき上がるような気がする。しかし楽しんでやっているところは中身が違うので、なかなか難しいような気がする。

●富山大学教育学部教授 北村
・ 今の問題点をクリアすれば、立ち上がれるということだと思う。メリット、何が変わっていくのかということ、今やっているイベントを総合していけば、立ち上がるような気がする。
・ 面白いと感じたのは、フランチャイズが講習会を開いて金をとれるかどうかというところである。今の状態では、自分たちで体育館を借りて、自分たちで独自に行事を持ってきて、その人たちから金をとるというのは難しいと思う。クラブ組織になったら、そういうことも認めれば、財政面も独自に加工できて、そこから遠征費も出てくるのではないか。工夫が必要であると思う。
・ 新体操のように、向上を目指すためにクラブを作ったところは、一つの中で支援ができるようなクラブにしていくことが必要であると思う。
・ たくさん立ち上がると、空き状況が作れない状態になってしまい、一般の人が利用できなくなる恐れがあるので、規模を確認していきながら姿を出していけばいい。
・ トレーニング室はこの構想の中では独立しているように見受けられるが、サポートできるということは大事なので、将来的に相談所になるのは良い考えであると思う。トレーニング室も一つのメイン、一つの組織として参画していけるような形を作らないといけない。体育センターの独自性というのは研修棟にもあると思うので、全ての競技に対してサポートをするといった大前提があってもいいと思う。
・ これらの考えをもう一度シャッフルすれば、立ち上がっていくと思う。


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