「ふくのスポーツクラブ」主催 スポーツ指導者研修会 実施記録

「総合型地域スポーツクラブの可能性とふくのスポーツクラブの展開」
 
講師 財団法人余暇開発センター 政策研究部副主任研究員
     鹿屋体育大学客員助教授 松澤 淳子

○余暇の有効な活用
・余暇時間の増大に伴い、人間の豊かに生活を送ろうという欲求が高まってきている。そのような社会の動向の中で総合型地域スポーツクラブの理念は、まさにそのニーズに応えることのできる仕組みではないかと思い、研究を進めているところである。

○全国のモデル事業の中での福野町
・平成7年度〜 6箇所、平成8年度〜 8箇所、平成9年度〜 2箇所、平成10年度〜 3箇所、平成11年度〜 18箇所の自治体が取り組んでいる。
 この中でも、ふくのスポーツクラブの取り組みは、組織的にも事業の内容でもお手本となるモデルとなっている。

○組織のオープン化
・既存のスポーツ団体との連携、協力により福野町全体が一つのスポーツクラブという考えが浸透した。また、スポーツの志向性によっての、団体間の壁がなくなった。

○施設のオープン化
・学校施設を含めた町有体育施設を有効活用するために、種目フランチャイズ制を導入したりコンピュータネットワークシステムを導入して利用しやすくしたりしている点で工夫が見られる。

○事業のオープン化
・住民のニーズを把握するための住民意識調査の実施
・世代間を越えた交流のできる事業の開催(多世代型)

○活動のオープン化
・多様なスポーツニーズに応えるスポーツ教室・セミナーの開催
・24種目のスポーツセミナーは、気軽に参加できる体制がとられている。

○ふくのスポーツクラブの可能性
・財源確保(収入の2/3は会費収入が理想)をすることで安定した事業が組めるであろう。
・IDカードを多方面に利用できるようになるのではないか。
・NPO法人の取得など、社会公益性をもったクラブになっていくことを期待している。

※OHPを使用し分かりやすく、ふくのスポーツクラブの設立の経緯から、現在クラブが全国の中でどのようなモデルになっているのかをご講義いただいた。


◎実技
 「コミュニケーションゲーム」
  講師 日本レクリエーション協会公認講師
      岐阜聖徳学園大学 教授 山崎 旭男

○じゃんけん
・指導者と引き分けるように後だしする。
・指導者に勝つように後だしする。
・数回繰り返す。

○拍手
・一拍子、三拍子、三三七拍子、大拍手
・数回繰り返す。

○指抜き
・右手で、右隣の人の、左手人指し指を軽く握る。
・従って、自分の左手人指し指は、左隣の人の右手の中に、軽く差し込んだ状態である。
・指導者の合図で、各人は右手を強く握って隣の人の指を掴み、かつ左手の人指し指は隣の人に握られないように、すばやく引き抜かねばならない。
・数回繰り返す。

○握手
・相手の人と、右手で握手する。
・左手でじゃんけんをし、勝った人は握手した相手の甲を叩く。
・負けた人は、手の甲を叩かれないように左手をすばやく指しはさむ。
・数回繰り返す。

○命令
・じゃんけんをして、負けた人は勝った人の周りを2周する。数回繰り返したら次は、片足で2周する。数回繰り返した後次に、負けた人は勝った人の足の間をくぐり抜けてくる。数回繰り返す。そして最後に命令ゲームに移る。
・じゃんけんで勝った人は、負けた人に自分のできることに限ってひとつだけ命令することができる。たとえば、腕立て伏せ10回とか、壁までダッシュしてこいとか、ステージの上で一曲歌って来いとか、鳥のマネをしろとかなんでも良い。

○言葉さがし
・無秩序に書かれた文字を揃えて、一つの文章をつくりだす。4〜5人で一緒に考えるチーム対抗。

○風船遊び
・風船に紙紐をつけて遊ぶ。二人で交互に何回つけるとか。童心に帰る。

○肩たたき
・一列になって前の人の肩を叩いてあげる。
・一種のリラクゼーション。
・回れ右をして、もう一度繰り返す。

※巧妙な話術と楽しい実技で参加者は、先生の講習に引き込まれていった。また、生涯スポーツの実践者として、また、指導者として大切な「人々をやる気にさせる」指導方を学んだ。


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