Q&A    平成16年11月28日()  9:00〜10:30
        講義T
「多様な財源の活用とスポンサーシップ」
        講師:藤本 淳也 氏(大阪体育大学体育学部)

Q1.「契約書」というものは必ずしも必要ないとの話でしたが、イベントが中止になる場合や何らかの影響で企業側が求めるメリットが確保されない場合なども考えられると思います。トラブルに発展しないようにするためには、契約の際、どのようなことに気をつければいいか教えてください。以上のように考えると契約書は必要だと思うのですが・・・。
A1.
イベントが中止になる場合や何らかの影響で企業側が求めるメリットが確保されない場合なども考えられる」は、おっしゃるとおりです。大事なのは、交渉の段階で@必ず実行できる事柄、A天候など何らかの影響によって変更の可能性がある事柄、B検討中で実施できないこともある事柄、などの情報を正確に伝えることが大切かと思います。契約先にも、@絶対に守ってほしい事柄、Aできたら実行してほしい事柄、などの判断があると思います。話し合いをしながら、お互いの状況を確認し、共通認識のもとに進めていくことが重要です。
交渉段階からイベントを実施して報告するまでの間、先方に対して誠実に接し、こまめに連絡を入れることが大切です。私の大学のイベントでは、学生が中心となって交渉を行いますので「気に入られるように努めなさい」と指導しています。非常に抽象的な指導ですが、先方に気に入られるかどうかは非常に重要です。もちろん、こまめな連絡やその内容、タイミングなどの具体的な手法も大切で、それらも含めて先方に不信感を与えてしまうと前に進まなくなります。
契約書の必要の有無については、上記の活動などを通して契約先との話し合いで作成すべきかどうかを決めてもいいかと思います。また、契約の金額や契約先との関係などによっても判断は異なるかもしれませんし、契約先から契約書の作成を求められる場合もあるでしょう。もし、相談できる相手であれば、契約書作成の有無についても話し合われた方がよろしいかと思います。

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