平成16年度富山県総合型地域スポーツクラブマネジャー養成講習会(第3日)

  平成16年度富山県総合型地域スポーツクラブマネジャー養成講習会の第3日が、7月25日(日)、前日に引き続き富山県総合体育センターにて行われました。

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 講義Xは順天堂大学 スポーツ健康科学部 野川春夫氏が「クラブマネジャーの役割と求められる資質」として、クラブマネジャーの仕事を立ち上げ期と展開期で説明し、理想のクラブマネジャー像を紹介されました。クラブマネジャーには6つの顔があり、なかでも「ネゴシエーター:交渉人」と「ファシリテーター:進行推進役」としての役割を重要視し、交渉はキャッチボールをするように上手く相手に投げ、相互メリットを得るようにと話されました。
 各自がクラブマネジャーの資質として『創造性』『人間性』『知識・経験』『経営感覚』『性格』『体力』の6項目で5段階評価し自己分析もおこないました。

順天堂大学 
スポーツ健康科学部
野川教授

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 講義Yは引き続き、野川春夫氏が「ファシリテーターとネゴシエーター」とし、実際に自分を紹介することから交渉の練習を行いました。想定として学校関係者に対しクラブの立ち上げ、運営の協力要請のプレゼン作成をし、意見を交換しました。実際にクラブ立ち上げの際に経験したことなどを踏まえるなど、参加者の交渉事例を関心をもって聞いていました。野川氏からは、交渉の進め方(現状把握の段階、問題・課題の明確化、解決策の作成、実行計画の作成)、交渉力、難航する理由等を講義してもらい今後に向けての参考となりました。

 意見を交換し合う皆さん

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  亜細亜大学 経営学部
  横山氏

 講義Zは亜細亜大学 経営学部 横山文人氏が「総合型クラブにおけるマーケティング」として、ひとグループ〜6人でグループワークを行いました。はじめに『マーケティング』という言葉から連想されるコト、モノ、イメージを出し合い、『マーケティングとは?』何かを話し合いました。そしてマーケティングを実施する際に必要と思う手順を考えました。マーケティングとは、売れる仕組みをつくることであり、総合型地域スポーツクラブ(非営利組織)は組織である。非営利組織の目的は、組織存続&必要資金確保であると話され、総合型クラブにおける売れる仕組み作りが必要と強調されました。

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   グループワークの様子

 講義[は引き、続き横山文人氏が「地域スポーツニーズの把握とその対応(意識調査の分析)」として、顧客分析をグループワークで行いました。富山市をモデルエリアに設定し、富山市に関する統計資料に基づきマーケティングを考えました。マーケティング・プロセスの中で第一段階としてにマーケティング機会の分析がある。マーケティング機会の分析には内部環境と外部環境があり、機会は『チャンス』である、そのチャンスを利用するようにと強調されました。リサーチはお金をかけなくてもできる、ありきたりなものにヒトは集まらないとも話されました。『誰に』『何を』『いかに』提供するのかが重要と伝えられました。

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