平成16年度富山県総合型地域スポーツクラブマネジャー養成講習会(第5日)

 平成16年度富山県総合型地域スポーツクラブマネジャー養成講習会の第5日が8月29日(日)、前日に引き続き、富山県総合体育センターにて行われました。

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 講義Vは、福島大学教育学部 教授 黒須充氏が「総合型クラブにおける競技力向上システムと一貫指導体制」について講義された。
 わが国の競技力向上システムが同じ理念のもと競技者を長い目で一貫指導されていない理由を、地域の現状と照らし合わせて(受講者同士で)話し合った。
 一貫指導をするためには総合型クラブに生涯スポーツの拠点をつくり、各種競技の連携が大切だと強調された。また、総合型クラブという視点から、いかに子供の可能性を引き出すかも重要だと指摘された。

福島大学教育学部 教授
黒須 充 氏

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 講義Wは引き続き、黒須充氏が「競技団体と総合型クラブの連携」について講義され、競技団体の課題を知り、総合型クラブを知ることで互いのメリットが連携できるのではないか。そこで総合型クラブは各種競技団体から必要とされるようにならなければいけない。
 また、地域コミュニティを形成するという共通の理念のもと各種競技団体とパートナーシップを取っていくことが地域づくりにつながることにもなると話された。

講義の様子

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 講義Xは、日本体育大学 大竹弘和氏が「イベントの役割とマネジメント」について講義された。
 昨今の課題として、イベント開催のための資金調達が挙げられる。どのようにお金を集めてイベントを行うか。イベントを商品として考える必要性がある。そのためにイベントの理念やビジョンを明確にし、スポンサー企業にとってのメリットを提供することで、イベントの成功が左右される。資金調達をする戦略、戦術の重要性が指摘された。

日本体育大学
大竹 弘和 氏

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 講義Yは引き続き、大竹弘和氏が「総合型クラブにおける指導者育成」について講義された。
 総合型クラブに質の高い指導者を適切に配置していくことが総合型クラブ発展のポイントになる。クラブ内外で指導者をたくさん養成し、質の高い指導者を作り出すことで、指導者と指導対象者との相互学習につながる。 その反面、指導者の雇用や保険への加入などまだ課題が多いとも指摘された。

講義の様子

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