平成16年度富山県総合型地域スポーツクラブマネジャー養成講習会(第6日)

 平成16年度富山県総合型地域スポーツクラブマネジャー養成講習会の第6日が9月12日(日)、富山県総合体育センターにて行われました。

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 講義Tは、大阪体育大学講師 松永敬子氏が「住民参加の必要性(参加から参画へ)」について講義された。総合型クラブに参加・参画する流れには、「気づき」「確認」「関心」「意思決定」「継続的参加」といったSTEPがあり、「意思決定」「継続的参加」に踏み入れてこそ参画へつながると話された。参加する方法は幅広く、無限の可能性があり、道具や難しいものは何もいらず、人のために何かしたいなどといった気持ち一つでも参加できることを話されました。各STEPに人を引き込む能力がマネジャーの役目でもあり、総合型クラブに参画する(関わる)ことは、スポーツができなくても、会計やパソコンなど自分の得意分野を発揮することも参加者の一員であり、子どもから高齢者、障害のある人、ない人等誰もが生きがいづくり、町づくりに貢献することが、地域全体を明るくすると伝えられました。

大阪体育大学
松永敬子氏

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 講義Uは、引き続き松永敬子氏が「魅力あるプログラムの提供」について講義された。魅力あるプログラムとは、指導者も受講者も共に楽しくなければ意味がなく、また参加したくなるような、型にはまらず、ルールを対象者に合わせて行うなどの工夫と柔軟なアイディアで提供することだと述べられた。後半にグループワークが行われ、ブレンストーミング法を体験した。15秒の自己紹介と45秒のスポーツイベントにおけるユニークなイベントの企画発表を行い、時間の経過を気にしながら新鮮な発想、活発な意見交換が行われていた。

  グループワークの様子

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 講義Vは、「スポーツ少年団と総合型クラブの連携について」(財)日本体育協会 根本光憲氏が講義された。スポーツ少年団は、1962年に青少年健全育成のために立ち上げられた。スポーツ少年団に入団している子どもたちは小学校から中学校に進学する際、卒団式を行うが総合型クラブ内で育成することにより、長い目で一人一人に合ったプログラムを提供できる。少子化により学校ごとではチーム作りができない仲間同士のチーム編成など、地域の特性に合ったスポーツ少年団のあり方について話された。


   (財)日本体育協会
    根本光憲 氏

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 最後はワークショップ「住民啓発の手法(プレゼンテーション)」と題して、(株)インターブランドジャパンの上條憲二氏が担当された。始めに上條氏のプレゼンテーション(相手をその気にさせる12か条)が行われた。企画書自身が語り、相手を「分かった気にさせる」ことが重要だと指摘された。その後受講者自身が自分たちの総合型クラブを紹介する「プレゼンテーションの方法」の演習が行われた。テーマは、クラブのコンセプト(約束)づくりで、どれだけ凝縮した事実を伝えることができるかを資料に基づき展開した。受講者代表の発表には「我が町にメダリストを!!」をキャッチフレーズに、熱いプレゼンテーションがなされ、住民になりきったその他の受講者は、釘付けになって聞き入っていた。


(株)インターブランドジャパン
上條憲二 氏

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