草の根クラブ続々独立 /支援組織を整備 指導者派遣やジュニア育成 /婦中町が運営委設置へ

平成14年2月16日(土):富山新聞

 婦中町は新年度から草の根のスポーツクラブ育成事業に乗り出す。町教委が開いている生涯スポーツ教室では、近年、終了後もクラブとして独立する動きが目立っているが、競技団体とは違って支援体制が整っていない。町では体育協会も入れた運営委員会を設置して、競技スポーツから市民向けの健康スポーツまで、総合的に支援できる組織を整える。


 婦中町では、町体育協会がバドミントンや剣道などの加盟16競技団体を統括し、スポーツ少年団を指導し、大会や練習での体育施設利用について競技団体間で調整している。町教育委員会は5年ほど前から健康、趣味に主眼を置いたスポーツ教室を本格的に開いている。


 教室は10回程度の講座だが、小学生のフェンシングと陸上は既にクラブとして独立し、バスケットボール、ドッジボール、中国気功・太極拳もクラブ化の動きがあるなど、新年度に向け草の根スポーツクラブが続々と誕生する予定である。


 町では、国の総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業の補助を活用してクラブの育成に乗り出す考えであり、新年度にも施設利用調整、保険加入、教室の企画、指導者派遣、ジュニア育成など総合的に取り組む運営委員会を設置する。


 メンバーは体育協会、体育指導員、審判など有資格者、学識者などが検討されている。町教委では「各地域でもエアロビクスが育っており、スポーツ振興を総合的に企画、立案できる組織が必要」としている。

 

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