富山わいど /入門者増「第2の柳沢を」 競技レベル向上視野に

平成13年5月5日(土):富山新聞

 ○キラリ、幼児サッカーの輪

 福岡町サッカースポーツ少年団監督の大島清久さん(43)は1996(平成8)年、同町などの保育園や幼稚園に呼びかけて幼児サッカー大会・チャイルド・チャンピオンズカップ(富山新聞社協賛)を開催した。

 

 ○少子化なんのその

 同少年団に入団してくる小学生は毎年10人前後だったが、7、8年前から少子化の影響で1、2人に激減した。大島さんは「幼児期にサッカーに興味を持ち、小学生になって入団してほしかった。チャイルド・チャンピオンズカップを始めてからは入団者数が毎年20人近くに増えた」と成果を強調する。

 一昨年秋の幼児サッカー大会・第1回キラリカップの直前、小杉町サッカー協会は未就学児を集めてチームを結成した。加盟している小学生サッカーチームの弟たちが中心だった。男子の部では、同協会所属のチームが高岡第一学園附属第二幼稚園(高岡市)のチームと優勝を分け合った。

 小杉町サッカー協会は昨年度から未就学児対象のサッカー教室に取り組んでいる。中太閤山小グラウンドで月2回、20人以上の幼児が集まって1時間程度の練習を行う。日本を代表するストライカー、柳沢敦選手を育てた町という誇りを持つ。保護者や関係者は幼児と一緒にボールを追いかけ、ドリブルやシュート練習のほかにリフティングなども行ってボールに慣れることにも努める。

 昨秋、小杉町の県立大グラウンドで開かれた第3回キラリカップでは、同協会所属のチビッ子選手がサッカー大国ブラジル代表チームと同じユニホームを着こなしていた。

 

 ○ボールに親しむ

 同協会理事長の清水泰樹さん(36)は「キラリカップが盛り上がった影響で、予想以上に受講する子供が増えた。小学校3、4年で初めてサッカーをした児童は、以前からサッカーをしていた児童と比べるとやはり出遅れ感がある」と早い時期からボールに親しむ効果を話す。

 小矢部市サッカー協会副理事長の坂田光太郎さん(45)は女子と少年、幼児にサッカーを指導する。「サッカー界は今、40歳以上のシニアや女子、そして幼児に目を向けて全体の質の向上を図っている」と語る。

 

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