総合型クラブ普及へ弾み /富山で日本クラブユースサッカー連盟理事会 /運営課題を探り意見

平成14年10月23日(水):北日本新聞

 日本クラブユースサッカー連盟の定例理事会が22日、初めて富山で開かれた。サッカーの枠にとどまらない「総合型地域スポーツクラブ」の運営課題について、全国9地域の理事と富山市のFCひがし(中川勇代表)など地域クラブの代表が情報交換した。同様のクラブはホッケーやボートなど県内でも設立されており、地域に密着して競技を普及する総合型クラブの浸透に弾みがつきそうだ。

 理事会では、高校とクラブチームが来年度から同じ舞台で戦う「高校生世代のリーグ戦」の運営で、高体連や中体連と歩調を合わせていくことを確認。連盟組織の見直し案が提示された。  
 地域クラブと連盟との情報交換では、練習施設や運営資金の確保など、クラブが抱える問題について北信越地域のクラブ代表者らが実情を報告。富山広域スポーツセンターの南木恵一さんが「スポーツをしたい子どものための環境づくりが大切」と、地域を拠点とした運営をしている福野スポーツクラブの例などを挙げ、県内の現状と課題について説明した。

 クラブ代表者からは「施設の確保に苦労している」「運営資金が集まらず困っている」といった問題点が指摘された。

 会費や助成金にとどまらず、出資制度で運営金をつくった例や、クラブ運営でサッカー界がほかのスポーツに先立って指針をつくっていくことを確認し合った。
 同日、入善でも「総合型地域スポーツクラブ」の設立準備委員会が初めて開かれた。 

 

 

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