全日本最後に休部 /インテックボート部 /中尾社長ら会見 /地域クラブを支援

平成14年10月2日(水):富山新聞

 ボート部を活動休止とするインテック(富山市)は1日、同市の本社で記者会見し、4日に開幕する全日本新人競漕大会を最後の対外活動とすることを明らかにした。

 ボート部は1984(昭和59)年に創部され、現監督の坂田昌弘氏や現日本代表の高井栄美子選手らを育て、日本ボート界をけん引した。92年には部員数が16人いたが、現在は5人が在籍する。

 今後、ボート部は同好会とし、部員はボートの総合型地域スポーツクラブである「JINZUスポーツクラブ」に協力する形で、活動を続ける。

 ボート部の年間維持費は2002年度で人件費を除き約600万円となっている。中尾哲雄社長は「休部が業績の改善に直結するわけではないが、社内に厳しい経営状況を訴えていかないといけない」と述べた。さらに中尾社長は県ボート協会会長を務めていることから、総合型地域スポーツクラブに対し、経済的な支援を行う意向を示した。

 高井主将は「アテネ五輪もあり、ボート部に期待していたので残念です」と話した。自身の活動について「(移籍するかどうかは)会社側と話し合って決めたい」とした。

 

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