合同教室で目指せ甲子園 /新湊の4中学校 /土曜中心に年15回開催

平成14年4月9日(火):北日本新聞

 新湊市出身で高岡商高OBの元プロ野球ロッテ選手、土肥健二さん(51)=高岡市清水町=と、元新湊高校野球部監督で16年前のセンバツで4強入りした桧物政義さん(49)=新湊市八幡町=ら3人が本年度から、新湊市内の4中学野球部を指導することになった。中学野球に、元プロや元高校指導者が継続的に指導に携わるのは県内初の試みで、今月29日に同市の新港の森野球場で発会式を行う。

 3人は、同市教委が土曜日を中心に年15回程度開く「中学校合同野球教室」で講師を務める。教室は、同市の総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業の一環。生徒が完全学校週5日制に伴う土曜休日を有意義に過ごし、将来的な少子化による複数校チーム編成も視野に入れた。

 同市は、新湊高校野球部の熱狂的な応援に見られるように、全国でも屈指の”野球好きの町”として知られる。野球を強化種目と位置づけ、市にゆかりのある土肥さん、桧物さんに協力を要請し、同部OBの市職員も1人加わる。

 教室は4−7月の1期、8−11月の2期に分け、各校から10人程度が参加するほか、各校に3人が直接出向いて技術指導も行う予定。打撃や守備、ヒットエンドランなど戦術的な練習も取り入れ、冬期は基礎トレーニングなどに取り組む。練習時間は2時間程度で、参加費は無料。

 竹内市教育長は「野球は、新湊にとって特別な競技。他校の部員同士が交流し、技術アップや、将来的に甲子園での勝利にでもつながれば」と期待している。

 

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