県内初福光に杖道教室誕生 /打つ 突く 封じる /独特の体さばき /ストレス解消ダイエットにも

平成14年5月20日(月):北日本新聞

 古武術の流れをくむ杖道教室が県内で初めて福光町に誕生した。19日に発足した福光スポーツクラブに所属し、24日から毎週金曜日に町民体育館剣道場で開く。独特の体さばきは剣道経験者にも新鮮で、護身術やダイエットにもなるという。男女を問わず参加を呼び掛けている。

 杖道は筑前黒田藩の神道夢想流杖術が源流で、約400年の歴史を持つ。全日本剣道連盟が昭和43年、入門用に制定杖道を作り、普及を図っている。

 もともとは刀との戦いを想定しているが、杖道では打ち合うことはしない。杖(長さ128cm、直径2.4cm)を使って12ある形の習得を目指す。基本の動きは「打つ」「突く」「封じる」の3種類だが、徐々に複雑な形になる。左右均等な体さばきがあり、運動として最適。大きな声を出すのでストレス発散にも効果がありそう。

 指導するのは、同町の晴武館荒井道場館主で剣道5段の荒井幸和さん(50)=同町角田町、自営業。開講に備えて昨年9月から金沢市の道場に通い、3月に初段を取った。

 既に外国人ALT(外国語指導助手)を含む男女10人余が受講を申し込んだ。荒井さんは「古武術の組み手が生きていて、剣道とは違う面白さがある。初心者も歓迎」と話している。

 

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