総合型地域スポーツクラブ 4町で発足

                                              平成16年 3月 21日(日): 北日本新聞

幅広い世代に、多種目のスポーツを楽しむ機会を提供する「総合型地域スポーツクラブ」が20日、小杉、庄川、城端、宇奈月の4町で発足した。国やサッカーくじからの助成金を受けて準備を進めてきたが、設立総会後は、メンバーの会費による自主的な運営が本格的に始まる。市町村合併をにらみ、地域の新たなスポーツ拠点としての期待がかけられており、県内で同クラブを発足させた市町村は16となった。

◇小杉 井原さん(元日本代表)サッカー教室
 
小杉町では「きらり」の設立総会が、同町文化ホール・ラポールであり、サッカー元日本代表主将で解説者の井原正巳さんが記念講演した。

 総会に先立ち、同町歌の森運動公園で井原さんのサッカー教室があり、小杉少年サッカークラブや小杉少年フットボールスポーツ少年団の約100人が参加。アジア有数のDFだった井原さんの「おーし、いいぞ」「ナイスシュート」などの声に励まされ、子供たちは熱心にドリブルやシュート練習に取り組んだ。

 総会では、ちびっ子スポーツ教室を含む37教室を運営するなどの16年度事業を決めた。

 「これから始まる新しいスポーツシーン」と題した講演で、井原さんは少年時代からのサッカー人生を振り返った。同町出身の柳沢敦選手について、「テクニックやスピードは申し分ない。後はゴールに持ち込む強引さを身に付けてほしい」と話し、会場を沸かせた。▽理事長=中村幹夫▽副理事長=水上澄雄、西川秋子

◇ロゴマーク披露 宇奈月
 宇奈月町の「Will」の設立総会は、町中央公民館で行われた。児童対象のスポーツ教室から一般向けアクアビクスなど多彩な21種目の講座を行い、町民の健康とコミュニティーづくりを目指す。

 スポーツクラブはサッカーくじの収益と会費収入などで運営。同日までに会員は一般150人(年会費3000円)、小・中学生120人(同1500円)が登録している。

 総会では中谷町長が「スポーツを通じ、地域の活性化に向けて活動してほしい」とあいさつ。会長に川上浩氏=浦山=を選び、16年度事業計画を決めた。町名の「宇」の平仮名「う」をイメージし、躍動感あふれる「う」をデザインしたロゴマークをお披露目した。

▽副会長 高田勉、浅田千恵子▽理事長 山本勝▽副理事長山本正明、古川和幸

◇城端 キャラの名前公募
 
城端町の「クラブJoy」の設立総会は、城端町役場で開かれた。理事長には、水口迪クラブJoy設立準備委員長=野下=を選んだ。

 昨年4月、設立準備委員会が発足し、住民から会費を集め、約50の講座を開くなど試験的な取り組みを進めてきた。

 クラブは財務企画、広報、指導者、教室企画の4部で構成。スポーツだけでなく書道やイラストなど文化活動も盛り込み、59教室を予定している。水口理事長は「Joyは住民のためのクラブであり、一人でも多くの人に参加してほしい」とあいさつ。岩田町長、伊東与二県教委スポーツ課生涯スポーツ係長、河合常則県議が祝辞を述べた。

 公募したクラブのキャラクターも紹介され、「Joy」の文字を町の花・ミズバショウに見立てたデザイン。最優秀賞の夏梅大輝君(9つ)=城端小3年、東新田=、優秀賞の早川彩映さん(11)=同小5年=、栄町=、工藤和久さん=青森県=が表彰された。受講生キャラクターの名前を募集しており、問い合わせは城端町教育委員会内の事務局、電話0763(62)1212。

▽顧問 水上成雄、櫻井光雄、天池信一▽アドバイザー 南木恵一▽副理事長 伊東宏

庄川 6月に親子フェス
 
庄川町の「庄川スポーツクラブ アユーズ」の設立総会は、庄川ふれあいセンターで開かれ、理事長に町体育指導委員の前田淳さん(66)=金屋=を選出した。生涯スポーツの拠点として、町民一人一人スポーツの実現を目指す。
 
 昨年2月に設立検討委員会を発足し、準備をしてきた。5月に開講する前期教室は、よさこいやソフトエアロビクス、グラウンドゴルフなど19種目。イベントとして、6月に親子でのスポーツフェスティバル、8月にラフティングなどのリバーサイドスポーツを、それぞれ町から引き継いで行う。今年中に会員500人の加入を目指す。

 設立総会では、町内の踊り愛好者によるよさこの披露で幕開け。規約や役員、16年度の事業計画を決めた。県広域スポーツセンターの南木恵一専任クラブマネジャーの記念講演もあった。

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