ドジャース野茂/スポーツクラブ全国に広げたい
                 社会人野球チーム
始動

                                                平成16年 1月 23日(金): 北日本新聞

 米大リーグ、ドジャースの野茂 英雄投手(35)は22日、東京都内のホテルで昨年設立した社会人野球チーム「NOMOベースボールクラブ」の本格始動に関する記者会見を開いた。
野茂は自らデザインした公式戦用のユニホームを披露するとともに、チームの都市対抗出場と「将来的には地域密着型で、野球に限らずあらゆるスポーツを行うクラブを全国に広げていきたい」と大きな夢を語った。

 社会人野球の企業チームが激減する現状に、野茂は「才能のある選手にプレーする場を提供したい」と、社会人時代を過ごした大阪府堺市にクラブチームを創設。現在は元日本ハムの沼田  浩投手ら26選手が所属し、特定非営利活動法人(NPO法人)としても認められた。今月末にも日本野球連盟に加盟し、3月の春季大会を目指して練習に励んでいる。

 野茂は「僕らは野球で育ってきた人間。未来の野球選手、メジャーリーガーを数多く育てて野球界を発展させたい」と話した。

▼我慢しきれず設立
 
NOMOクラブ設立の経緯について、野茂は「アメリカに行ってメジャーリーガーたちが将来のために野球教室やチャリティーを開いているのを実際に見て、こういうことをしないといけないと思った」。

 企業チームが減少する現状に、行動をなかなか起こさない日本のプロ野球界には「本当はこういうことを(日本の)プロ野球にやってもらいたいなと思っていました。我慢しきれず、やらないといけないと思い、行動に移した 」と問題を提起した。

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