先進県・富山で初開催 
 05年の生涯スポーツ全国大会 総合型地域クラブ発信

                                                平成16年 3月 3日(水): 富山新聞

生涯スポーツの振興を目指して全国の行政や民間の関係者が一同に会し、意見交換する「生涯スポーツコンベンション」が2004(平成16)年度、北信越地区では初めて富山県内で開催されることが決まった。国がスポーツ振興の最重点施策に掲げる総合型地域スポーツクラブについて、県の先進的な取り組みを全国に発信する絶好の機会となる。

生涯スポーツコンベンションは、文部科学省や日本体育協会、富山県教育委員会などの主催で05年2月3、4日に富山市内で開かれる。国や自治体、スポーツ・レクリエーション団体、スポーツクラブ、学校関係者ら約1,000人が参加する見込みで、基調講演やシンポジウム、分科会が行われる。今月15日に文科省で実行委員会が発足し、詳細を詰めていく。

国が2000年度に策定したスポーツ振興の指針「スポーツ振興基本計画」では、生涯を通じて身近な地域で多様なスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会を21世紀の早期に実現するための最重点施策として、総合型地域スポーツクラブの全国展開が進められている。

県教委スポーツ課によると、県内では2000年とやま国体を契機に、総合型地域スポーツクラブの全県展開に向けた取り組みが進められており、今年度内には県内35市町村のうち24市町でスポーツクラブが発足する運びとなっている。県の新年度当初予算案には、クラブを育成、運営する市町村を支援する事業費が新たに盛り込まれており、新年度中には、ほぼ全市町村で設立に向けた動きがスタートする見通しとなっている。県教委スポーツ課は「富山の取り組みは全国的に注目されており、コンベンションの県内開催が元気とやまのアピールにつながるのではないか」としている。

総合型地域スポーツクラブ≫
地域住民の日常的なスポーツ活動を活性化するための市民型スポーツクラブ。
会員の年代や競技を問わず、指導員の下でスポーツが楽しめる。文部科学省は
1995年に市町村単位で育成に乗り出した。県内では98年に初めて福野町に発足した。

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