粟巣野スキー場 NPO運営初年度黒字 ボランティア協力 人件費を圧縮

                                                     平成15年7月2日(水):北日本新聞

 大山町の粟巣野スキー場の運営を昨年から引き継いだ特定非営利法人「NPOあわすの」の14年度の決算がまとまり、初年度は約348万円の黒字スタートとなった。冬の来場者数は約1万6千人と前年並みを確保、ボランティアの協力で人件費など支出を圧縮できたためとしている。

 リフトなど設備は前事業者の粟巣野観光開発が所有する上下分離方式で、運営を担当した。リフト券の値下げなどが好評だったとし、昨年12月から今年3月までの来場者数は前期比1%増の1万6313人で減少に歯止めがかかった。

 収入は3083万円で、うちリフト券収入は2394万円だった。支出は土地、設備の賃料や人件費などで2735万円。人件費は716万円で、リフト乗り場での検札廃止や地元住民らのボランティア協力によって前年より約3割減少した。

 前事業者の前年度収支は100万円の赤字だったが、黒字に転換した。事務局は「地元住民や会員らの協力が大きかった。今後、オールシーズンで楽しんでもらえるよう地域の魅力を掘り起こしたい」としている。

 先月29日、同町の山野スポーツセンターであった総会で報告された。役員交代があり、新理事長に平井建夫氏、新副理事長に佐々木良雄氏が就き、塚田貴盛理事長は顧問となった。

 

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