陸上を専門的に NPOが企画  けん引役に期待 廃部の福野中 7人が初の教室に参加

                                                       平成15年6月4日(水):富山新聞

 陸上部が廃部となった福野町福野中の生徒7人が、NPOふくのスポーツクラブが始めて企画したジュニア陸上教室に参加し、練習を続けている。陸上競技をしたいとの熱意を持つ中学生が集まった物で、町陸上競技協会では、競技力向上のけん引役に期待している。

 

「指導を吸収したい」

 町唯一の中学校である福野中の陸上部は1995(平成7)年に廃部となった。陸上競技大会には、他の運動部に所属する生徒らが出場している。

 講座に参加しているのは、同校1年の男子2人と2年の女子5人で、中学で陸上をしたいと思っていたものの、バドミントン部などに所属している。

 7人は部活動の合間を縫って、5月から児童25人とともに10月まで、毎週土曜の夜間、旅川グラウンドで短距離走や長距離走、跳躍の基礎を練習している。

 6日から小矢部で行われる砺波地区陸上競技選手権大会に出場する蟹谷安侑弥さん(2年)は「もっと速く走りたいと思って参加しました。学校に陸上部がない分、陸上教室での指導をすべて吸収したい」と話した。

 福野中でも参加者の中から強豪選手が育つことを期待しているほか、福野町陸上競技協会の古井章さん(52)=同町桐木=も「陸上を続けたい子どもたちの手助けをしたいだけ。週1回だけだが、陸上競技の強化につなげたい」と期待している。

 

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