とやまスポーツ回顧2004 馬術 竹田(成年女子)水橋(少年)国体3位 竹田(成年男子) は3連覇逃す

                                                  平成16年12月15日(水):北日本新聞

 埼玉国体では、障害部門の成年女子トップスコア競技で監督兼務の竹田宏美が3位、同競技少年で水橋志織(雄山高)も3位に入った。成年男子6段障害飛越で3連覇を狙った竹田浩司(県体協)は惜しくも4位。馬術部門では牧野真弥(富山一高)が自由演技ジュニアライダーで7位だった。障害部門で3競技、馬術部門では1競技が入賞し、競技別の天皇杯は16位だった。

 ことしは常願時川馬術競技場(立山町)で練習する強化指定選手が安定した活躍をみせた。さらに、拠点施設での調教が完璧だったことも立証した。各乗馬クラブで練習に励む牧野孝喜・由紀子親子(牧野R・C)、吉田博泰(富山RC)、島田由佳(同)、岡田吉継(立山RC)、加藤恵(同)らは北信越国体で上位入賞した。今後は、本国体での活躍を期待したい。

 同競技の場の有効利用は管理を含め、軌道に乗っている。一方、とやま国体で県が購入した競技馬は、高齢化とともに維持管理が難しくなっている。健康管理の面で留意する必要があり、競技の普及や選手強化もさることながら乗用馬、競技馬の育成が重要だろう。

 今年は抜きん出た成績こそなかったが、各競技で安定した結果を残した。上位ランク選手を輩出する「馬術富山」は健在と言える。その一方で、課題もある。成年層は選手がいるが、少年は来年以降、後に続く選手が不足する。小中高の一貫指導体制の構築が急務であり、総合型スポーツクラブとの連携推進や高校馬術部への支援、民間乗馬クラブとの連携など、長期的な視点で乗馬人口の底辺拡大を進めていきたい。

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