サッカーくじ 売上金の減収  トト“まらず

                                                      平成16年11月3日(水):読売新聞

 スポーツ振興くじ(サッカーくじ、toto)の来年度助成金が、今年度と同様に事実上ゼロになることが2日、明らかになった。totoの実施主体である独立行政法人日本スポーツ振興センター(NAASH)によると、今年度の売上金は、前年度比約40億円減の約160億円となる見込みで、当選払戻金と経費を差し引くと、収益はほとんど残らない。このため、2年連続で売上金から助成金を確保できない事態となる。今年度の場合、執行されなかった残り予算や経費削減で約5億8000万円の助成金を確保したが、来年度はさらに少なくなる見込みだ。

 今シーズンの売り上げは現時点で約140億円。最終的には、13試合の結果を当てる「toto」は昨シーズン並みとなる見込みだが、10チームの得点を当てる「totoGOAL」は約3分の1と激減した。来シーズンは、業務委託金融機関である「りそな銀行」との5年契約の最終年度にあたり、商品構成の変更は難しいのが実情。このため、同センターでは、新たな業務委託が結ばれる2006年シーズン以降に、「toto」とともに、「5試合以上を対象とし、3通り以上の選択肢」を持つ、より当たりやすい「新くじ」の導入により、売り上げ増を狙っている。

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