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    遊びながら体力づくり 砺波市教委 全4・5歳児を指導  専門職員派遣 スポーツ好きに

                                                      平成16年5月8日(土):北日本新聞

 子どもの体力を向上させようと、砺波市教委は市内すべての幼稚園、保育所で4、5歳児を対象に体育専門職員による指導を始めた。7日は中野幼稚園で指導が行われた。同市の体力づくり検討委員会が昨年まとめた提言を実行するもので、各幼稚園、保育所を月1回回る。

 全国的に子どもの体力低下が指摘される中、砺波市教委は、子供の発達段階に応じて外での遊びを促したり、体を動かす楽しさや喜びを体験させる指導が必要として、昨年4月に検討委を設けた。6月に▽小さいころからスポーツに親しむ環境をつくり、スポーツ好きの子どもを育てる。▽体力テストなどで定期的に自分の体力を診断する―などの提言があった。

 提言に基づき、本年度から体育専門職員が私立も含めた10幼稚園、8保育所で指導することにした。「ホップ・ステップ・ジャンプ―遊びの仲間」と題して、体を動かして遊び、体力をつけることなどを狙う。2月までの10ヶ月間の予定で、市教委や市体育協会の職員6人が2人1組となって幼稚園、保育所を回る。5、6月はかけっこなどの屋内遊び、7、8月は遊具を利用した屋外遊びなどを計画する。中野幼稚園では市教委体育課の潟沼栄一さん、市体育協会の島彬絵さんが訪れ、園児17人と一緒に、犬やペンギンのしぐさをまねて歩いたり、相撲を取って遊んだ。

 市教委は「幼いころから体を動かす環境をつくり、遊びの中から走る、投げる、跳ぶといった運動に発展させる内容にしたい」と話している。

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