とやまスポーツ ボッチャの輪広げよう 障害者の交流会スタート
              福野で大島さん(井波)呼びかけ 重度でも楽しくプレー

                                                      平成16年5月9日(日):北日本新聞

 障害を持つ仲間たちにニュースポーツ、ボッチャの魅力を伝えたいと、井波町山見、大島友里子(31)が呼びかけ、福野町体育館で月1回、ボッチャと吹き矢のスポーツ交流会が開かれることになった。大島さんは2年前からボッチャを始め、昨年ニュージーランドで開かれた障害者のワールドカップに出場。「もっと練習したい」との声に答え、8日の交流会では、2月の福野町大会で優勝した同町八塚チームが練習相手を務めた。

 ボッチャは室内ペタンクに似た競技で、的になるボールと双方が投げたボールの距離で得点を競う。重度の障害者でも小さな滑り台を使い、あごなどを使ってボールを投げられることから、障害者向けに広がり、パラリンピックの正式種目にもなっている。

 脳性まひの大島さんは、車いす生活で手首の自由が利かないが、早くからボッチャに取り組んでいた金沢市の教室に月1回夫の送迎で通い、腕を磨いた。日本から6人が参加したワールドカップでは、手首の自由が利かない人を対象にした部門に出場。予選落ちしたが「もっとうまくなりたい」と意欲がわいた。

 「卓球のラケットも持てず、ダーツも投げられなかったが、ボッチャのおかげでスポーツの喜びを知った」と話す。

 「県内でも練習の場を」と井波町マーシ園内の砺波地方障害者生活支援センター、前田仁美相談支援員に相談。冬場のスポーツにと、ボッチャ普及に取り組んでいたNPO法人ふくのスポーツクラブの協力もあり月1回、障害者のスポーツ交流会を開くことになった。

 八塚チームは高齢者が中心だが日ごろからペタンクで鍛えており、競技を終えた大島さんは「練習量が足りないことを思い知らされました。せっかく交流会開かれるようになったので、もっと頑張り、障害者の仲間を増やしたい」と話す。25日には砺波青少年の家で、砺波地区の知的障害者を対象にボッチャの指導を行う。

 砺波地方障害者生活支援センターは、月1回の交流会の送迎ボランティアを募っている。連絡は同センター、電話0763(82)6511。

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