卒業後も“貯筋”で若返り 新湊 受講終了後にグループ結成 仲間と楽しく健康維持

                                                    平成16年8月15日(日):北日本新聞

 新湊市が開いている「パワーアップ貯筋教室」を1年半にわたり受講していた1期生の多くが、5月に“卒業”した後も積極的にトレーニングを続けている。グループで活動する人や、自宅で筋力トレーニングに励む人などさまざまだが、生活に運動を取り入れ、健康維持に役立ててもらうという教室本来の目的は着実に実を結んでいる。

 「貯筋教室」は、中高年の生活習慣病や将来の寝たきり予防が狙い。個別プログラムに従い運動を継続するもので、1期生の場合、1年半で平均7.9歳も「体力年齢」が若返った。現在は2、3期生合わせ約200人が参加している。

 1期生の中には、再度受講したいと望む人もいたが、市では多くの市民に運動を広めたいとの観点から、同じ人による複数回の受講を受け付けていないため、卒業生がどのように体力を維持するかが課題だった。

 そんな中、卒業生が結成した「筋トレグループ」が、市保健センターで週1回、活動を始めた。指導者はいないが、メンバーは教室で習ったトレーニングや、エアロバイクなどの設備を使い汗を流している。

 一方、同市の地域型スポーツクラブ「カモンスポーツクラブ」は、6月に「健康運動教室」(10回コース)を開講。インストラクターの指導で、15人が筋トレやストレッチに取り組んでいる。

 このほかにも、各地区の公民館の体操教室に参加する1期生もいる。

 筋トレグループの堀歌子さん(69)=同市庄川本町=は「自宅で運動しているより、中間と運動するほうが張り合いがある。できる限り運動を続けたい」と意欲的だ。同センターの荒木保子健康増進係長は「暮らしに運動が定着したということ。今後の卒業生の道筋を示す取り組みであり、できる限り応援していきたい」と話している。

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