けさの人 「地域活性化につながるはず」
4月に発足したNPO富山スポーツコミュニケーションズ理事長 
佐伯 仁史さん
                                                     平成17年4月14日(木)北日本新聞

 18年越しで温めてきた構想が実現した。12ものカテゴリーを備え、すべての年代が参加できるサッカークラブを設立。目指すのは「みても楽しい、やっても楽しい、支えても楽しい」地域密着型のクラブだ。

 筑波大学時代のポジションはFW。持ち前のパワーを武器に、ヘディングとロングシュートを得意とした。大学卒業後、教員となり「立山ベアーズ」と「FC富山U−18」の2つのクラブを立ち上げた。現在は雄峰高校で教える傍ら、北信越クラブユースサッカー連盟理事長など多くの役職を兼務する。

 会員の募集を初めて、あらためてサッカーのすそ野広さを感じるという。クラブの特徴である、個人の技術を伸ばす「スクールコース」や35歳以上が対象の「U−35」、フットサルなど、カテゴリーの数だけニーズがある。「親子での申し込みもある。家庭がサッカーの話題で盛り上がってくればうれしい」と話す。

 クラブは富山市南中田の県総合運動公園を拠点とし、20人ほどでスタートする。「会員には、自分たちも一緒に運営しているという気持ちをもってほしい。それが地域の活性化につながるはず」と期待する。

 クラブハウスに地元のお年寄りが集い、すぐそばの芝のグラウンドでボールを追いかける孫の姿に目を細める―そんな光景を夢に描く。
 富山市在住。40歳。   (近江龍一郎社会部記者)

 

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