わが町鑑定段 待望の新公民館が完成 黒河地区(小杉町)
                                                      平成17年4月26日(火)富山新聞

 小杉町黒河は射水平野の南端に位置する。黒河村という名所は南北朝時代から記録に表れ、東西南北の交通の要所として栄えた。1953(昭和29)年「昭和の合併」で小杉町に編入された。タケノコ、夜高祭のほかサッカーの柳沢敦選手が生まれ育った地として知られ、約890世帯の住民の結束は強い。

 今年3月26日、待望の新黒河公民館が完成し、土井由三町長や堀川勝正自治会長ら地元住民約100人が出席して、住民活動や生涯学習の拠点誕生を祝った。旧公民館は旧黒河小校舎を活用していたが、筑後50年以上で老朽化し、新築が望まれていた。
 新公民館は、敷地約5436平方メートル、鉄筋コンクリート一部鉄骨造瓦ぶき2階建てで、研修棟と軽スポーツを楽しめる大集会室(体育館)からなる。正面左側の階段塔は和紙調ガラスで黒河夜高あんどんを模し、坪庭には竹が植栽されるなど黒河らしさが強調された。正面前には名人とされる鏝絵師・竹内源造が制作した二宮金次郎の像が残され、旧黒河小の名残と地区住民の勤勉さを物語っている。

 新公民館では住民が自主的に行う11のサークルが活動する。パソコンなどは受講生増で昼夜2回に分けるほどである。このほか堀川会長が代表を努めるお年寄りの憩いの場「おたっしゃクラブ」、地区の各種会合の会場に利用され、佐野玉子主事は「空き日がないほど活用されている」と話す。
 大集会室は4月から総合型地域スポーツクラブ・きらりの「太極拳」会場となり、主催者の予想を越える参加者が集う。5月からは黒河体育協会が毎月2回、ペタンク講習会を開催することになっている。北林正秋館長は「皆さん、新しくなって気持ちよいと喜んでくれている。自分の家のお茶の間感覚で気軽に訪れて、生きがいづくりができる施設にしたい」と話している。

 

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