魚津・スポーツ新時代 2 元トップ選手を採用
                                                     平成18年4月19日(水)北日本新聞

 指導強化

 魚津市体育協会は、マラソンランナーとして活躍した間野敏男さんや、学生時代にスポーツで実績がある人材を、職員や指導員として積極的に採用している。従来6人だった人員を約3倍に増やし、陸上や卓球、野球などあらゆる競技で指導力向上を目指す。

 勝てる人材育成へ

 東京や福岡の国際マラソンなどで活躍した間野さんは夏ごろから指導を始める。かつては市内の中華料理店で働きながら世界を目指し、地元の人々に支えられてきたとの思いは強い。現在、自らが昨年引退レースに選んだ魚津しんきろうマラソンの準備などに忙しいが、「これからは自分がサポートして恩返しする。自分を超えるアスリートを養成したい」と語る。

 指導員の宮坂昌利さんは筑波大卓球部主将だった。魚津西部中学校から京都市の名門、東山高校に進み、3年の時にインターハイ5位、シドニー五輪代表候補にもなった。それだけに、勝てる選手の育成に期待がかかる。市総合体育館でジュニア選手の練習に顔を出し「自分は全国2位が最高なので、チャンピオンを育てたい。卓球の楽しさも伝えていく」と意欲を見せる。

 日体大の元野球部や、技術系のスキーで全国トップクラスの職員らもいる。東海大でソフトボールをしていた女子職員は、魚津西部中学校の要請で、部活動の指導をすることになった。
 ただ施設を管理するだけでなく、大半の職員が得意な競技の指導をする。これは、体協が指定管理者になった強みといえる。
 さらに「うおづ総体スポーツクラブ」運営委員で、スケート国体で数々の入賞歴がある井手妙子さん(魚津市在住)のインラインスケートセミナーも開く。市体協の宮川良輔事務局長は「28競技団体の協力も得て、全体の指導力をアップさせたい」と話している。

 

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