談論 自由席 目指せ生涯スポーツ社会
                                                     平成18年7月31日(月)北日本新聞

NPO法人おやべスポーツクラブ理事長 藤村 道博

 皆さんは、総合型地域スポーツクラブをご存知でしょうか?
 従来、スポーツ振興を支えてきた学校や企業の運動部は、少子化や景気低迷から休部、廃部が相次いでます。また、便利で快適な暮らしは人々を運動から遠ざけ、体力の低下を招いています。

 いろいろなスポーツサークルは熱心に活動されていますが、特定の仲間だけの活動という感があります。地域の皆さんがいつでも元気に集まってスポーツを楽しんだり、健康づくりに取り組める機会が、これまでは少なかったように思います。
 そこで私たちは平成12年に「すべての市民が、週1回以上のスポーツや健康づくりに取り組める環境をつくろうと」、総合型地域スポーツクラブ「おやべスポーツクラブ」を設立しました。現在、約1800人が会員となって一般向け26教室、青少年向け18教室を開いています。もちろん会員以外の方もたくさん参加しておられます。

 教室の企画やクラブの運営は、会員の有志が行っています。
 活動の様子を見ていると、クラブをつくってよかったなと思う場面がいくつもあります。 バドミントン教室では、中学生から60歳を超えるご年配の方までが、一緒に心地よい汗を流しており、なんともいえない温かさを感じました。スポーツの良さを再認識させられた瞬間でした。

 ホッケーは日本リーグで活躍する社会人チーム「小矢部RED OX」をトップに、小学生から一貫した指導体制が確立しています。
 障害のある人も気軽にエアロビクスを楽しめる「みんなでエアロ」は、大勢の方が参加されています。このほかにも健康教室や、キッズ教室など多彩なメニューを用意しており、老若男女を問わず、みんながいい汗を流しています。

 3月には、県からNPO法人(特定非営利活動法人)の認証を受け、さらに使命感を強くもち、皆さまから信頼される団体を目指しています。地域の方に喜ばれる活動をすることで、人々の交流の輪が広がり、活気あるまち、心豊かな生涯スポーツ社会になっていくことを信じ、活動を続けていきたいと思います。

 

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