元プロ選手の指導充実へ 地域別にデータバンク化 文科省
                                                       平成18年6月5日(月)富山新聞

 元プロ選手の指導で、スポーツに親しもう―。文部科学省は、国民が気軽にスポーツを楽しめる環境をより充実させるため、指導者として活動できる元プロ選手のデータバンクをつくり、地域ごとに紹介するモデル事業に乗り出す。経験や技能を生かしたい元プロ選手を、質の高い指導者を確保したい団体に引き合わせる「お見合い」事業。予算に約7,500万円を確保しており、今秋ごろから都道府県数ヵ所で実施する予定だ。 

 元プロ選手の実績や資格、指導できる時間帯などのプロフィルを多種目にわたって集めて、都道府県が設置している広域スポーツセンターなどで登録。それを公開して利用者らに活用してもらう。指導者になってほしい元プロ選手には、都道府県や市町村から登録を呼び掛け、データの充実を図る。

 現役時代に培った経験や技能を生かしたいと思っても、これまであまり受け皿のなかった元プロ選手の「その後」にもつながる。
 同省は、将来はこの事業を学校教育にも拡大したい考え。元プロ選手を指導者として養成し、学校体育や課外活動などの指導にあたってもらう。指導者を求めている学校などが情報を得られるよう、「橋渡しも検討してみたい」(スポーツ・青少年局担当者)と話している。

 

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