とやまスポーツ回顧2007 P 馬術
                                                    平成19年12月19日(水)北日本新聞

竹田夫妻国体で活躍

 国体は初日に竹田宏美が2段階障害飛越で4位、翌日は夫の竹田浩志が初日に続き7位と快進撃を見せた。しかし4日目、馬インフルエンザで大会は中止となった。4日目以降の6段障害飛越(竹田浩は過去に3度優勝)も中止となった。馬インフルエンザの被害は440県。発生しなかったのは富山など7県だけだった。県農業技術課、家畜保健衛生所の日ごろの管理、防疫体制の奨励、努力に感謝したい。

 県勢は岐阜、兵庫、大阪などに遠征し、安定した成績を残した。しかし県内の主力競技会である、乗用馬育成大会は、ほどんど行えなかった。常願寺川馬術競技場を拠点とした選手育成は死活問題。スポーツ専門員を総合型地域スポーツクラブに配置することが一番のスポーツ振興と思える。

 競技場と競技馬の有効活用は軌道に乗っているが、競技馬が高齢化するにつれ競技力維持が難しくなり、健康管理の面でも不安が多い。施設は県の指定管理者制度導入の中、馬術競技として特名指定か法人管理に移管するなど「馬術スポーツ文化」として振興を模索する以外に道はない。 
 来年は高校生選手が3人にナる。少年選手層は薄く、小中学校の一環指導体制をつくりたい。高校生の強化指定校再指定も重要な案件。地の利を生かした高校馬の飼育も視野に入れて、総合型地域スポーツクラブや民間乗馬クラブとの連携を深め、乗馬人口の拡大と競技力向上に努めたい。

 

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