ふるさと風土紀1015 舟橋村ぬくもりの村を訪ねて12 ふなはしまつり 村民参加で盛り上げ
                                                     平成19年9月14日(金)北日本新聞

 人であふれ、熱気であふれたー。舟橋村の夏の祭典「ふなはしまつり」が8月4日、舟橋会館周辺で開かれた。特設ステージでは、保育所園児をはじめ小中学生らが踊りや演奏、歌を次々と披露。おなじみの越中舟橋ばんどり太鼓振興会が新曲「おろち」を、ばんどりキッズが「ふなはしの風」を勇壮に響かせた。
 注目を集めたのがヒップホップダンスだった。出演は「加藤善之With RICE」。有名シンガーのバックダンサーを務めた実績を生かし、躍動感ある「旬」のダンスを繰り広げ、喝采を浴びた。ふなはし文化スポーツクラブ「バンドリー」が、10月から開設するダンスの集中講座の披露も兼ねて招いた。

 村商工会女性部でつくる「ばんどりの舞」(中野小百合代表)、小中学生の「キッズ舞」も元気な踊りを披露した。グループは年間を通して練習を続けており、「今年で3回目。自分たちも楽しく、皆さんの喜ぶ顔を見るのがうれしくて」と中野代表は語る。
 まつりの運営は村やJAアルプス、村商工会などからなる実行委員会(委員長・金森村長)が続けている。以前は、村の顔ともいえる地鉄越中舟橋駅前で開いていたが、来場者の増加や住宅地のため、平成17年度の第20回から、現在の舟橋会館周辺に会場を移した。
 実行委が目指すのは「村民手づくりによる村民参加型のイベント」。今回、新たな試みを行った。一つは新しい実行委員の加入。「これまでの伝統を生かしながら、新しさを取り入れたい」と、小中学校育成会、バンドリー、村シルバー人材センターが加わった。

 夜店の出店者も公募し、海老江集落営農組合など2団体と2個人がテントを並べた。「舟橋ハーツ」のなでカクテルに挑戦した花田優紀さん(24)=仏生寺=は「やりがいがあった。次回も参加したい」と話す。

 まつりは新旧住民の集いの場であり、世代交流の場として定着してきた。県外から戻って参加する若者も少なくない。「参加者自身がアイディアを出し合い、いろんな人が気軽に集えるまつりにしていきたい」。運営委員の松田靖村商工会青年部長は意欲を燃やしている。

 

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