ふるさと風土紀1008 舟橋村 ぬくもりの村を訪ねて5 バンドリー スポーツで交流の輪
                                                      平成19年9月5日(水)北日本新聞

 舟橋村に「舟橋文化スポーツクラブ」が誕生して2年目になる。「平成に入り、村内に新しい団地が次々と増えた。クラブのおかげで、スポーツを通して新旧の住民同士のコミュニケーションを図ることができた。若い世代から高齢者まで世代間の交流にもつながった」と前原英石会長は話す。

 県内各地で総合型地域スポーツクラブが次々に発足していたところ、村でも平成18年2月、スポーツや文化活動の振興を目的に生まれた。
 愛称は「バンドリー」。明治当初に舟橋から起こった農民一揆の「バンドリー騒動」と、英語で「先駆、先導」という意味の「バン」、ふさわしいという「ドリー」を重ね合わせ、「村の文化・スポーツの先導者にふさわしいクラブ」という願いを込めた。

 舟橋会館や舟橋小の体育館、同校グラウンドなどを会場に、パワーヨガやエアロビクスダンス、バドミントン、フレッシュテニスなど10講座を定期的に開いている。機関と回数を決めて行う集中講座には、ジュニアバスケットボールや卓球などに、新たにヒップホップダンスを加えた12講座があり、今のところ全体で会員約200人が受講している。ボウリング大会やマージャン大会といったイベント開催予定だ。

 事務局は舟橋中体育館に置き、高見要宇子さん=稲荷=がクラブマネジャーとして事務をこなす。「各講座とも体験から歓迎しています。その中で自分に合った講座を見つけ、交流の輪を広げてほしい」という。
 竹鼻の主婦、中田静代さん(62)は発足当時から太極拳、パワーヨガ、エアロビクス、おわら踊り教室の4講座に通う。「身近なところでできるので、とても利用しやすい。体にもよく、ずっと続けています。人数が少ないのがもったいないほど」

 2年目の課題は新規会員の加入。将来的には自主運営を目指しており、酒井英登副会長は「これまでの村にはなかった機会を、もっと気軽に生かしてほしい」と切に願う。前原会長は近隣スポーツクラブとの連携も視野に、「村民の健康にプラスになるように、これからも工夫していきたい」と努力を惜しまない。

 

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