五輪メダル最多目標に スポーツ立国戦略
                                                       平成22年8月27日(金)富山新聞

 

 文部科学省は26日、今後10年間のスポーツ政策の方向性を示す「スポーツ立国戦略」を発表し、五輪メダル数は夏、冬ともに過去最多を超える数値目標を掲げた。地域のスポーツ振興では引退したトップ選手を指導者として全国の総合型クラブの拠点となる約300カ所に配置するなどの新たな施策を盛り込んだ。

 「新たなスポーツ文化の確立」を目指す五つの戦略をすべて実現させるための財政面の裏付けは示されず、鈴木副大臣が「サッカーくじ、市民や企業の寄付などで支援の輪を広げたい」と述べるにとどめた。

 

スポーツ立国戦略

五つの重点戦略

@年齢や目的に応じてスポーツに親しめるように、地域の総合型クラブを軸にして環境を整備する。成人の3人に2人が週1回以上スポーツをする社会を実現する
 

A五輪で過去最多のメダル数(夏37、冬10)入賞者数(夏52、冬25)を超えることを目指す。トップ選手がジュニアから引退まで安心して競技に専念できる環境を整備
 

Bスポーツ界の連携を目指す。全国300カ所を目安にして総合型クラブに引退したトップ選手など優れた指導者を配置し、地域スポーツに人材の好循環を図る

 

Cスポーツ界の透明性や公平性を向上させるため、競技団体のガバナンス(統治)強化。ドーピングのない公正なスポーツ界を実現社会全体でスポーツを支えるため、国民の興味、関心を高める運動を展開。企業の支援を促進する税制措置を検討

 

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