海洋高跡 サッカー拠点に整備 人工芝2面 フットサル場も
                                                     平成23年9月15日(木)北日本新聞

 滑川市と県サッカー協会(福田孜会長)は、本年度末で並行する海洋高校(同市高月町)の跡地を、日本サッカー協会の競技力強化施設「フットボールセンター」(仮称)として整備する。日本サッカー協会からの助成など条件が整えば2012年度着工、13年度完成を目指す。14日の県議会一般質問で石井知事も計画を指示した。
 計画では校舎を撤去後、人工芝のサッカー場2面を整備し、体育館1階部分を活用したフットサル場、夜間照明などを整える。敷地面積は約3万21千平方メートル。費用は4億円弱を見込み、今月中に日本サッカー協会に助成申請するほか、サッカーくじ「toto(トト)」のスポーツ振興助成なども検討。ナイター付きのサッカー専用人工芝グラウンドの整備により、トップ選手から一般、児童まで幅広く練習できる環境が整う。

 県サッカー協会は、富山市内を中心に強化拠点の候補地を探してきたが、難航。県立高校の再編統合で現3年生が卒業後、来春で閉校する海洋高校が富山市からも近い敵地に浮上した。貫江和夫専務理事は「選手強化とサッカーの裾野を広げる施設として実現を目指す」と語る。
 滑川市は、体育館や競技場、艇庫を活用して総合型地域スポーツクラブを立ち上げ、レスリングや海洋スポーツなどにも取り組む計画。久保副市長は「地域経済や観光の活性化など、さまざまな面で波及効果が期待できる。県サッカー協会とともに、しっかりと内容を詰めていきたい」と話している。

 14日の県議会では神田真邦氏(自民 滑川)が「県のバックアップが必要だ」と支援を要請。知事は「スポーツ振興にとって好ましい方向」と述べ「住民の理解を得ながら、具合的な計画づくりが必要。市と県教委で十分協議してほしい」と前向きに検討する姿勢を示した。

 

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