福光スポーツクラブ10周年 冒険家・三浦さん記念講演
                                                     平成24年10月1日(月)北日本新聞

衰えない挑戦心 語る
 NPO法人福光スポーツクラブ(井口邦夫理事長)は30日、南砺市の福光中央会館で設立10周年記念講演会(北日本新聞社後援)を開いた。来年80歳で3度目のエベレスト登頂を目指している冒険家、三浦雄一郎さん(札幌市)が講師を務め、夢を持ち続ける大切さを伝えた。祝賀会も行い、さらなる発展を誓った。

 三浦さんは1968年ごろ、福光地域で1年ほど暮らし、スキー板やバットを手掛ける福光の製作所で働いた。85年に世界7大陸最高峰のスキー滑降を達成し、2003年には当時の世界最高年齢の70歳でエベレストに登頂。08年に再登頂を果たし、現在は来年5月の登頂アタックに向けてトレーニングしている。

 「いつまでも夢に向かって一歩ずつ」をテーマに講演した。60歳を迎えて挑戦に一区切りを付け、のんびり生活していた時にメタボリックシンドロームや狭心症に陥った。「これができたら死んでもいいという目標をもう一度持とう」と決意。70歳でエベレスト登頂を志した思いやそれからのトレーニングなどの道のりを話した。大勢の聴衆が、三浦さんの衰えを知らない挑戦心に感心していた。

 祝賀会には関係者約90人が出席。新体操と杖道の教室の発表に続き、井口理事長が「これからも皆さんの知恵と力を借り、前進していきたい」とあいさつ。田中市長らが祝辞を述べた。同クラブは2002年5月に発足し、会員数は約2500人。

 

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