スポーツ医・科学
スポーツ医・科学委員会では、どんなことをしているの?
富山県スポーツ協会スポーツ医・科学委員会は、つぎのことに取り組んでいます。
- スポーツ医・科学的調査研究に関すること
- スポーツ医・科学の普及・啓蒙に関すること
- 競技者の健康管理及び競技力向上に関すること
<2019年度の事業について>
(1) スポーツ医・科学調査研究事業
「2019年度強化指定・国体選手」の健康診断問診票の実施・判定
(2) スポーツ医・科学講習会(アンチ・ドーピング講習会)
2019年7月~2020年2月
- 富山県ボクシング連盟
- 富山県ハンドボール協会
- 富山県軟式野球連盟
- 富山県クレー射撃協会
- 富山県バレーボール協会
- (一財)富山県バスケットボール協会
(3) 国体帯同ドクターの派遣
・第74回 国民体育大会本大会
9月28日(土)~10月8日(火) 11日間 茨城県一円
・第75回 国民体育大会冬季大会
スケート競技会 1月29日(水)~2月2日(日) 5日間 青森県
スキー競技会 2月16日(日)~2月19日(水) 4日間 富山県
ドーピングについて
ドーピングとは?
「スポーツにおいて禁止されている物質や方法によって競技能力を高め、意図的に自分だけが優位に立ち、勝利を得ようとする行為」のこと。意図的であるかどうかに関わらず、ルールに反する様々な競技能力を高める「方法」や、それらの行為を「隠すこと」も含めてドーピングと呼びます。
どういう行為が当てはまるかは世界ドーピング防止規定(WADA Code)に定められています。ちなみに本人の不注意であっても制裁の対象になります。
どうして、ドーピングがいけないの?
- (1)選手自信の健康を害します。
- (2)フェアプレーの精神に反します。
- (3)反社会的行為です。
国民体育大会のドーピング検査はいつあるの?
- 競技会検査 ・・・ 競技期間中
- 対象者 ・・・・・・すべての正式競技の競技者
国民体育大会ではどれくらいドーピング検査が実施されているの?
国体におけるドーピング検査は年々増える傾向にあります。
競技者として、また指導者として正しい知識をもって行動することが必要です。
【ドーピング検査 検体数】(単位:検体数)
令和元年度 | 平成30年度 | 平成29年度 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
本大会 | 冬季大会 | 本大会 | 冬季大会 | 本大会 | 冬季大会 | |
全 国 | 170 | 未発表 | 170 | 22 | 172 | 22 |
富山県 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 |
2019富山県強化指定選手対象「ドーピング・コントロール」に関するアンケート結果(PDF)
病院を受診される時は
「アスリートのため、ドーピング検査を受ける可能性がある」ということを、必ず医師に伝えて下さい。服薬等に関しては医師と相談して適切に行い、服薬の記録をとっておいてください。
その他(公益財団法人日本スポーツ協会またはJADAのHPにリンクしています)
- (1)アンチ・ドーピング使用可能薬リスト2020版(有効期間:2020年1月1日~2020年12月31日)
- (2)GLOBAL DRO JAPAN(薬の検索サイト)
- (3)スポーツファーマシスト(最新のアンチ・ドーピング規則に関する知識を有する薬剤師の検索)
- (4)国民体育大会ドーピング検査 同意書(国体出場時携行)
- (5)TUE申請【治療使用特例】
(国体ではドーピング禁止物質・禁止方法であっても、治療目的のため事前に所定の手続きによってTUEが認められれば、例外的に使用することができます。) - (6)ドーピング違反になったらどうなるのか
アンチ・ドーピングについて
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)のホームページでドーピングについて理解を深めましょう